本日配信開始の「マンダロリアン」シーズン3、ネタバレなしの1&2話最速感想!冒険に出る準備はいいか?

コラム

本日配信開始の「マンダロリアン」シーズン3、ネタバレなしの1&2話最速感想!冒険に出る準備はいいか?

マンドーとグローグーが並んでいるだけで安心

【写真を見る】運命的な出会いを果たしたマンドーとグローグー(「マンダロリアン」シーズン1)
【写真を見る】運命的な出会いを果たしたマンドーとグローグー(「マンダロリアン」シーズン1)[c]2023 Lucasfilm Ltd.

まず始まって第一の感想は「グローグーがかわいい!」だ。そして今シーズンはそこに「ちょいデレなマンドーもかわいい!」も付け足さなくてはならない。過去シーズンから引き続き相変わらずストイックなマンドーだが、わかりやすく態度には出さないものの、初対面時から確実にグローグーに対する態度が変わっている。グローグーとのやりとりの時、いったいヘルメットの下でどんな顔をしているのか…と想像しながら見るのもおもしろい。

グローグーは、ルークとの修行を経て、あの凶暴なランコアを眠らせるほどのフォースの力を身につけたはずだが、やんちゃないたずらっ子ぶりは健在。ちょっとした動作がとにかくかわいくて、画面に写っているだけでついつい目で追ってしまう。そして愛らしいだけではなく、驚きの大活躍も見せてくれるのでお楽しみに。

『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』でも大暴れしたランコアを相手に強力なフォースを見せたグローグー(「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」)
『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』でも大暴れしたランコアを相手に強力なフォースを見せたグローグー(「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」)[c]2023 Lucasfilm Ltd.

初っ端からスリリングな場面が満載!

シーズン3ということもあってか、序盤にもかかわらず怒涛の展開が続く。一難去ってまた一難…といった具合に、次から次へとトラブルが襲いかかり、息をつく間もない濃密さだ。おなじみの西部劇のような銃撃戦はもちろん、小惑星帯での白熱したスリリングな攻防戦といった“活劇”、さらに、なにが待ち受けているかわからない不気味で薄暗い場所を行く“冒険”の要素がたっぷり。十二分にドキドキハラハラさせてくれる。しかも、いくつか伏線か?と思われるポイントを散りばめつつ進行していくので、一瞬たりとも目が離せない。

レイザー・クレストに代わり、新たにN-1スターファイターがマンドーの愛機に(「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」)
レイザー・クレストに代わり、新たにN-1スターファイターがマンドーの愛機に(「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」)[c]2023 Lucasfilm Ltd.

「マンダロリアン」はやっぱり「観たかった『スター・ウォーズ』」だ!

「マンダロリアン」といえば、時代設定がエピソード6から地続きということもあり、至るところに旧3部作のエッセンスを感じさせるのが特長。それでいながら、単なる懐古趣味に陥っていないバランスのよさが高く評価されてきた。それは今シーズンでも健在だ。存分に“「スター・ウォーズ」を観ている”気分にさせてくれるのがたまらない。


本筋に絡む重要キャラクターの存在はもちろんなのだが、エイリアンやドロイドが混在する猥雑とした異星の世界観は、異国に迷い込んだようでワクワクするし、唐突に登場する謎の食べ物や飲み物はどんな味がするんだろう?と想像してしまう。「やっぱり『スター・ウォーズ』はこうでなくちゃ!」というツボをしっかり押さえているのが、「マンダロリアン」なのだ。

とにかくキュートなベビーヨーダことグローグー(「マンダロリアン」シーズン2)
とにかくキュートなベビーヨーダことグローグー(「マンダロリアン」シーズン2)[c]2023 Lucasfilm Ltd.

今回先行視聴したのは全8話中の初回と2話のみだが、早くも続きが観たくててうずうずしてしまうほどのおもしろさ。まだ序盤なのにこれでもか!と見どころがぎっしり詰め込まれていて、1話あたりの満足度も非常に高いと言えるだろう。“我らの道”ならぬ、マンドーとグローグーがシーズン3で進む道から目が離せない!

文/編集部

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