第95回アカデミー賞ファッションは“ピンク”がトレンド!ステファニー・スー、ドウェイン・ジョンソンらが華やぎカラーで魅せる
現地時間3月12日(日本時間3月13日)、世界最大級の映画の祭典である第95回アカデミー賞授賞式が米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開幕。きらびやかな衣装に身を包んだ俳優陣が、シャンパンカーペットに登場した。式の代名詞ともなっている「レッドカーペット」が今年はシャンパンカラーになったことも話題。今年は、華やかな祭典にぴったりな“ピンク”の衣装ががトレンドだった。
映画界に旋風を巻き起こし、作品賞を含め最多7冠となった『エブエブ』こと『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(公開中)で助演女優賞にノミネートされたステファニー・スーは、ヴァレンティノのデコルテ見せピンクドレスでレッドカーペットに姿を見せた。ウエストまではビスチェ風ながら、ふわりと広がるシャーリングのスカートがなんともキュート。
『ザ・ホエール』(4月7日公開)で助演女優賞にノミネートされたホン・チャウは、すっきりとしたラインの淡いピンクドレスで登場。ベトナムの民族衣装をフィーチャーしたPRADAのもの。スタンドカラーとパールのアクセサリー、たおやかな笑顔が上品さをプラスしていた。
ホラー映画『M3GAN/ミーガン』(6月9日公開)が控えるアリソン・ウィリアムズは、ジャンバティスタ・ヴァリのドレスで登場。刺繍やスパンコールを輝かせたヌードカラーにピンクのガウンをレイヤードしたスタイルで、ゴージャスに広がるシルエットや裾からのぞくフリルも美しく、一際輝きを放っていた。
またザ・ロックことドウェイン・ジョンソンは、光沢感のあるピンクスーツ姿を披露!キリリとタイを締めつつ、胸に花を飾ったスタイルで大きな存在感を発揮していた。リズ・アーメッドは、プラダの黒スーツの襟から、ピンクをチラ見せ。技アリのファッションで、センスを光らせていた。
文/成田おり枝