決着のカウントダウンが始動!『ジョン・ウィック:コンセクエンス』9月公開決定&ティザービジュアル解禁
1作目『ジョン・ウィック』(15)公開以降、回を重ねるごとに全世界興行収入を更新し続けてきた「ジョン・ウィック」シリーズ。その第4作目『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の日本公開が9月に決定。本作よりティザービジュアルが解禁となった。
数々の裏社会を震撼させてきた最強の殺し屋ジョン・ウィック。愛犬を殺されロシアンマフィアを壊滅、家を爆破されイタリアンマフィアも殲滅、掟を破りながらも粛清の包囲網から生還した男が、ついに裏社会を支配する組織との決着へと始動する。本作では、キアヌ・リーブス演じるジョン・ウィックに加え、ジョンを追い詰める盲目の達人ケイン役にドニー・イェン、日本の旧友シマヅ役に真田広之と、各国のリアルアクションのレジェンドが集結している。また、前作に引き続いてジョンの理解者であるコンチネンタルホテルの支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)、コンシェルジュのシャロン(ランス・レディック)、地下組織の王バワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)も登場する。さらに、主席連合の高官グラモン侯爵役にビル・スカルスガルド、真田扮するシマヅの娘アキラ役でロンドンを拠点に活躍する日本人アーティスト、リナ・サワヤマが出演する。
“報い”や“結果”を意味する副題の「コンセクエンス」についてチャド監督は「重要なテーマなんだ。二つの悪い選択肢のどちらを選ぶのか。それはそのキャラクターを定義する。結果は時に本人、さらに他人に影響を与える。今回ジョンは、それを受け入れることを学ぶ。必ずしも自分だけへの影響とは限らず、自分の愛する人がその影響を被る可能性が生じるということを」と語っている。重ねてキアヌは「友情や親子愛、それに対するルールの中で自分はどの様な人間で、どの選択をするのか?その報いを受け入れる事が描かれている。だからこの「コンセクエンス」というセリフが劇中に何度も登場するんだ」とコメントした。
解禁となったティザービジュアルは、ジョン・ウィックのクローズアップを写したもの。前作のラストで死を偽装し主席連合の前から姿をくらましたジョンは、自由を手に入れるために、再び死闘へ身を投じて行く。そんな決意が現れたかのような鋭い表情となっている。また、締められているのはネクタイではなく砂時計となっておりジョンにタイムリミットが迫る何かが待ち受けていることを示唆している。さらによく見ると、流れ落ちているのは砂ではなく弾丸となっており、決着へのカウントダウンを示すものとみられる。
“報い”を意味する「コンセクエンス」を受けるのは誰なのだろうか?謎に包まれた本作の続報を楽しみに待ちたい。
文/鈴木レイヤ