真木よう子と今泉力哉監督が初タッグ!豊田徹也『アンダーカレント』を実写映画化
<コメント>
●真木よう子
「原作をかなり前に読んでいて、この作品を映画で表現できたらと思うことがあり、まさか本当に映画化され、自分にオファーをいただけるとは驚きました。大好きな原作だったので、断る理由がありませんでした。今泉さんは、彼のなかでもうすでに絵を描いているタイプの監督なので、そのような方には信頼し、すべてお任せするようにしています。普段は監督と相談したりなどしますが、今回それはしないようにしました。私は、しばしば役に入り込むあまり、撮影期間中はかなり辛かったことを覚えています。ショックのあまり気を失った初めての作品です。どうか映画館にて見届けていただけたら幸いです」
●今泉力哉監督
「真木よう子さんとご一緒できたこと、とても光栄でした。真木さんは、かなえを演じるにあたって、日々、真剣に、深く、そこにいてくれました。銭湯での撮影時に、私が現場で脚本を手にして迷っていると、誰かが背後から私の肩にふっと手を置いて励ましてくれて。振り返ると、それは真木さんの手でした。なんと心強かったことか。きっと真木さんにしか演じ得ない、かなえがこの映画には写っています。本当にこの映画が必要な人に、その悩みを知る人に、この映画が届きますように」
文/久保田 和馬
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