キー・ホイ・クァンが崩れ落ちる姿も…!『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』NGシーン集

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キー・ホイ・クァンが崩れ落ちる姿も…!『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』NGシーン集

先日3月3日(金)より日本でも公開開始し、全世界興収1億ドルを突破。本年度第95回アカデミー賞では、作品賞を含む最多7部門の受賞をはたした『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』より、舞台裏をうつしたNGシーン集が到着した。

【写真を見る】あの肩車シーンの裏側も…
【写真を見る】あの肩車シーンの裏側も…[c] 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.

公開初週の2日間での洋画興収第1位を獲得した本作。“マルチバース”と“カンフー”が融合した、かつてない異色SFアクション大作でありながら、まさかの超感動作として先日のアカデミー賞授賞式でもその圧倒的な無双ぶりを見せつけた。

約40年のキャリア史上初となるアカデミー賞主演女優賞に輝いたミシェル・ヨーを始め、助演男優賞を受賞したキー・ホイ・クァン、助演女優賞を獲得したジェイミー・リー・カーティスらが仲睦まじく撮影に臨む様子がわかるNGシーン集。どこにでもいる“フツーのおばさん”でありながら、突如全宇宙を救う宿命を背負った主人公エヴリンを演じたヨーは、謎のダンスを踊り狂ったり、パンツ一枚の監督のお尻にムチを振り下ろしたり、真面目なシーンでゲップをかます名俳優ジェームズ・ホンに「最悪よ!!!(笑)」と叫んだかと思えば、自身も衝撃の変顔を披露するなど、これまでのイメージを覆す最高にカオスなキャラを楽しむ彼女の様子が映しだされている。

実は、撮影当初、そんなヨーの姿を見たアシスタントからこっぴどく叱られていたというダニエルズ監督。「撮影が始まってからの数日間、アシスタントはすごく怒っていたんです。“ミシェルをそんな風に見せたらダメ。そんなことしないで!あのカツラはやめて!ミシェルには白髪なんてないのよ!”なんてまくし立てていましたよ…(笑)」と裏話を告白しつつ、誰よりも撮影を楽しむ彼らの情熱に、ヨーはもちろんすべてのキャスト、スタッフが引き込まれていたことが伺える。

笑いあうキー・ホイ・クァンとミシェル・ヨー
笑いあうキー・ホイ・クァンとミシェル・ヨー[c] 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.

また、エヴリンを支える夫ウェイモンドを演じたクァンが、うっかり役名を忘れ、撮影中に「ミシェル!」と本名を呼んでしまうお茶目なNGシーンも。脚本段階ではヨーの役名はエヴリンではなく、本名の“ミシェル”が使われていたそうで、脚本を読み込んでいた真面目なキーは撮影中に何度もNGを出してしまったよう。

ジェイミー・リー・カーティスも大爆笑
ジェイミー・リー・カーティスも大爆笑[c] 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.

そのほか、注目のアクションシーンの舞台裏や、ファンの間で話題となっている“ソーセージの世界”や“石の世界”、ラカクーニ(アライグマ)を頭に乗せたハリー・シャム・Jrのシュールすぎる撮影シーンまで見どころ盛りだくさんの映像に。カオス極まりない現場の中で、まるで家族のように本作を創り上げたスタッフ&キャストの絆が感じられる本映像を見れば、本作をより楽しめること請け合いだ。


「A24」が放つ「カンフー」と「マルチバース」の融合が全人類を救う感涙のアクション・エンタテインメント『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』。いま再注目の本作の盛り上がりはまだまだ続きそうだ。

文/サンクレイオ翼

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