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黒柳徹子の伝説的自伝「窓ぎわのトットちゃん」が初のアニメ映画化!

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黒柳徹子の伝説的自伝「窓ぎわのトットちゃん」が初のアニメ映画化!

<原作者、スタッフのコメント>

黒柳徹子(原作)

「1981年に『窓ぎわのトットちゃん』を書いたあと、ものすごくたくさんの映画監督から映画にしたいと依頼がありました。よく冗談で言っているのですが、あの黒澤明監督以外のほとんどすべての映画監督から、ありがたいことにお手紙をいただいたのをいまでも覚えています。ただし、本を読んでくれた皆さんの頭の中にある映像の方が良いものなんじゃないか?と思ってすべてお断りしてきました。そうしたら今度はアニメーションでどうですか?という話で…(笑)。それであれば若い方々がご覧になっても楽しめるかもしれないと思いました。いまでも本屋に行って置いてあると聞くとうれしくなりますし、本を読んだ子どもたちの感想を聞くのが楽しみです。最近は世界情勢がいろいろ変わってきているので、この映画を観た若い世代の皆さんに『面白かった!』と思ってもらえるといいなと思います」

『窓ぎわのトットちゃん』は2023年冬に公開
『窓ぎわのトットちゃん』は2023年冬に公開[c]黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会


八鍬新之介(監督・脚本)

「映画化を企画したのは2016年。シリアでは化学兵器によって子どもたちの命が、国内では相模原の障がい者施設で多くの命が奪われました。そのような暗い出来事に触れるなかで、アニメーションを通して社会に貢献できることはないだろうかと考えるようになりました。そんな時に出会ったのが『窓ぎわのトットちゃん』です。そこには『生と死』『戦争と平和』『思いやりと差別』など、相反するテーマが雄弁に語られていました。それも、世界中の誰もが理解することができるみずみずしい子どもの言葉で。このみずみずしさをそのまま映像化して世界中に届けることができたなら、いまよりほんの少しだけ社会が明るい方向に進むかもしれません。どうぞお楽しみに」

文/山崎伸子

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