『映画ドラえもん』、前週比95%の動員&興収で首位に返り咲き!早くも昨年超え間近
3月24日から3月26日の全国映画動員ランキングが発表。公開4週目を迎えた『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』(公開中)が、2週ぶりに首位に返り咲いた。
『映画ドラえもん』が首位に返り咲き!興収は早くも前作越え目前
週末3日間で観客動員32万2000人、興行収入3億9200万円を記録した『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』。King & Princeの永瀬廉がオリジナルキャラクターのパーフェクトネコ型ロボット、ソーニャを好演していることでも話題の本作だが、全国的に小中学校の春休みが始まったこともあってか、動員・興収共に前週比95%をキープ。累計成績では動員211万人、興収25億円を突破。はやくも昨年の『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』(22)の最終興収26.9億円を超える見込みだ。
一方、前週1位で初登場を果たした『わたしの幸せな結婚』(公開中)は週末3日間で動員19万2000人、興収2億6200万円を記録し、2位にランクイン。累計成績では動員94万9000人、興収12億7100万円となっている。また『シン・仮面ライダー』(公開中)もワンランクダウンで3位にランクイン。こちらは週末3日間で動員17万8000人、興収2億7800万円をあげ、累計成績では動員75万2000人、興収11億4700万円。
『ロストケア』や『シング・フォー・ミー、ライル』など新作3本がランクイン!
新作では、「SSSS.GRIDMAN」と「SSSS.DYNAZENON」がクロスオーバーした完全オリジナルの劇場版アニメーション『グリッドマン ユニバース』(公開中)が5位に初登場。6位には、松山ケンイチと長澤まさみの初共演で、42人を殺害した介護士と事件の真相に迫る検事の対峙を描いた社会派サスペンス『ロストケア』(公開中)がランクイン。バーナード・ウェーバーの人気絵本「ワニのライル」シリーズを実写映画化したミュージカル『シング・フォー・ミー、ライル』(公開中)は7位スタートとなった。
そして公開17週目を迎えた『THE FIRST SLAM DUNK』(公開中)は週末3日間で動員12万7000人、興収1億5900万円を記録し前週に引き続き4位をキープ。累計成績では動員860万人、興収124.6億円を突破し、日本歴代興収ランキングの26位に浮上。
また、中国や韓国などアジア圏での公開がスタートし大ヒットを記録している新海誠監督の『すずめの戸締まり』(公開中)は、トップ10圏外となったものの累計興収は143.1億円に到達。新海監督の前作『天気の子』(19)の興収をついに上回り、日本歴代興収ランキングの14位となった。
以下は、1~10位までのランキング(3月24日〜3月26日)
1位『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』
2位『わたしの幸せな結婚』
3位『シン・仮面ライダー』
4位『THE FIRST SLAM DUNK』
5位『グリッドマン ユニバース』
6位『ロストケア』
7位『シング・フォー・ミー、ライル』
8位『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』
9位『なのに、千輝くんが甘すぎる。』
10位『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
今週末は、広瀬すずと櫻井翔が共演した人気テレビドラマの劇場版『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』(3月31日公開)、刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞ONLINE」の実写映画化第2弾『映画刀剣乱舞-黎明-』(3月31日公開)、クリス・パインが主演を務めたアクションファンタジー『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(3月31日公開)などが控えている。
文/久保田 和馬