永野芽郁、ワーナー100周年記念イベントでハリウッド挑戦に意欲!渡辺謙は「面白い話が来たらやっちゃえばいい」とアドバイス

イベント

永野芽郁、ワーナー100周年記念イベントでハリウッド挑戦に意欲!渡辺謙は「面白い話が来たらやっちゃえばいい」とアドバイス

4月4日、丸の内ピカデリーにて「ワーナー・ブラザース 100周年記念セレブレーション・イベント」が開催され、スペシャルゲストとして渡辺謙永野芽郁が登壇した。

ハリウッド挑戦へ意欲を見せた永野芽郁
ハリウッド挑戦へ意欲を見せた永野芽郁

スタジオ「ワーナー・ブラザース」は今日で創立100周年。1923年4月4日に、ハリー、アルバート、サム、ジャックのワーナー4兄弟によって設立されて以来、100年にわたり、エンタテインメント作品を提供し続けてきた。同イベントでは、そんな100年の映像史を振り返りながら、同社の様々な取り組みなどについて発表。ワーナーの洋画&邦画作品に多く出演するスペシャルゲストの2人は、映画に関する思い出などを語った。

スクリーンで、“映画史に欠かせないマスターピースたち”を振り返った渡辺は、自身が生まれた年に公開されたという『ベン・ハー』(59)の映像を観て、「特に自分がこういう仕事をするようになって、ロケーションの大変さや規模の大変さ、どれだけ大変なことをやり遂げたんだろうということを改めて感じる。大スクリーンでこのスケール。観たときの皆さんの驚きを、(後に鑑賞した際)僕も同じように体験しました。この仕事をやってから、先人たちの努力や執念をより感じるようになりましたね」と熱弁。

2人は“映画史に欠かせないマスターピースたち”を振り返った
2人は“映画史に欠かせないマスターピースたち”を振り返った

MCから「思い出に残っている劇場体験は何か」と問われると、渡辺は「ワーナーの映画で言うと、やっぱり『燃えよドラゴン』(73)ですね。中学生の頃だったと思う。僕の田舎の街には映画館がないので、新潟の長岡まで30分くらいかけて、友だち3人くらいと行ったんですけど。電車で映画に行くというのも初めてで。よく言われますけど、観た後はみんな『アチャー!』(ブルース・リーの物まね)ってなって。ヌンチャクも友だちのを借りて練習しました(笑)。本当にインパクトがあって、青少年にすごい影響を与えた映画でしたね」と語り、懐かしんだ。

また、永野は「自身に影響を与えた映画」として、『最高の人生の見つけ方』(08)を紹介。「初めて観たときもすごい泣いたんですけど、『どこかで生きることをあきらめることがみんなある』『人生で喜びを見つけられるか、そして他者に喜びを与えられるか』というセリフがあって。そのセリフの意味を考えたとき、この仕事をしている自分に響くものがあって。いまだに大事なときに観る映画です。他にも、好きなセリフがいっぱい出てくるんです」と熱く語った。

永野芽郁は「自身に影響を与えた映画」として、『最高の人生の見つけ方』を紹介
永野芽郁は「自身に影響を与えた映画」として、『最高の人生の見つけ方』を紹介

さらに、渡辺から“ハリウッドでの撮影現場”の話が繰り広げられた際、MCから「永野芽郁さんは、ハリウッド映画に挑戦したいというお気持ちはおありですか?」とマイクを向けられると、「そんな、謙さんを前に挑戦したいだなんて…!」と、控えめな態度に。しかし「今言っておいた方がいいですよ」と水を向けられると、永野は小声で「挑戦したいです」と本音を明かした。

永野芽郁は「大先輩(渡辺謙)がお隣にいるので緊張する」と話していた
永野芽郁は「大先輩(渡辺謙)がお隣にいるので緊張する」と話していた


これに渡辺は、「ていうかね、挑戦とかって言うけど。これだけユニバーサルになってて、配信や合作映画なんかもあるんで。あんまりハードルを上げないで、面白い話が来たらやっちゃえばいいと思う。それで、選んでから『しまった!』って苦労すればいいのよ。僕はだいたいその口だから(笑)。選んでから『うわ~、ヤバイ!』って、必死になってやるっていう。それぐらいでいいんですよ」とアドバイス。永野は「はい。頑張ります…」と苦笑していた。

渡辺謙は永野芽郁にアドバイスしていた
渡辺謙は永野芽郁にアドバイスしていた

取材・文/平井あゆみ

関連作品