「ハリー・ポッター」や「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚も。ワーナーの新動画配信サービス「Max」5月23日スタート
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは現地時間4月12日、現行の動画配信サービス「HBO Max」と「Discovery+」を統合した新たな動画配信サービス「Max」を5月23日(火)よりスタートすることを発表した。
「Deadline」などの報道によれば、「Max」では、現在「HBO Max」で配信されているHBOオリジナル作品をはじめ、「ハリー・ポッター」シリーズやDCユニバース作品などのワーナー・ブラザース映画、HGTVやフードネットワーク、ディスカバリー・チャンネルで提供している料理番組やリアリティショーなどを配信していくとのこと。
今回の発表に際して、今後配信される「Max」オリジナル作品のラインナップも発表。その目玉のひとつとなっているのは、2001年から2011年にかけて映画シリーズが制作された「ハリー・ポッター」の初のドラマシリーズ。キャスティングや配信時期などの詳細はまだ明らかになっていないが、原作者であるJ・K・ローリングがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、原作の世界を約10年がかりで忠実に再現していくとのこと。
ほかにも、ホラー映画ファンから絶大な支持を集める「死霊館」シリーズのオリジナルドラマシリーズや、「ゲーム・オブ・スローンズ」の前日譚となるドラマシリーズ「A Knight of the Seven Kingdoms: The Hedge Knight」、2007年から2019年にかけて放送された人気シットコム「ビッグバン・セオリー」のスピンオフ作品などの大型タイトルも続々。
さらにロバート・ダウニー・Jr.が出演しパク・チャヌクがショーランナーを務める「The Sympathizer」や、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(22)でコリン・ファレルが演じたペンギンを主人公にしたドラマシリーズ「The Penguin」が2024年に「Max」で配信されることが明らかにされ、それぞれティザー映像も公開されている。
現時点で「Max」の日本国内でのローンチについては未定。今後届けられる情報に注目していきたい。
文/久保田 和馬