公開日は8月11日に!『ミンナのウタ』“最恐ホラークイーン”誕生を告げる特報映像も解禁
ハリウッドでリメイクもされた「呪怨」シリーズや、『犬鳴村』(20)などの「村シリーズ」を手がける清水崇監督の最新作『ミンナのウタ』の公開日が8月11日(金)に決定。さらに特報映像やティザービジュアルが解禁となった。
これまでキャストをはじめとした作品の詳細情報がベールに包まれていた本作。しかし公開日の決定にあわせて作品に関する複数の新情報も到着している。先日、公開された卒業アルバム写真に写った“少女S”。不穏な雰囲気のみ明かされていた少女が、”さな”という女子中学生であることが判明。さなは、カセットテープレコーダーで”命が消える音”を集めるという。その音を一度聴いてしまった者は、メロディーに取り憑かれ、自らも口ずさんでしまうとのこと。
そして今回解禁されたティザービジュアルは、制服姿の少女がカセットテープに手を伸ばして“命が消える音”=“呪いのメロディー”をいまにも世に放とうとしているように見える不気味な仕上がりに。制服の襟元には、赤い血痕のようなものも付着していて、表情までは読み取れないものの、見開かれた鋭い眼差しに思わず引き込まれてしまう。
同じく解禁された特報映像は、とある女性が1本のカセットテープを手にするところから始まる。少女、さなのものらしき不可解なノートや、「SANA」と書かれたカセットテープレコーダー、”ワタシのユメ”という作文には「自分の歌で、私の世界に惹き込む…」と“呪いのメロディー”誕生の真相を予感させる意味深な文章も。「カセットテープ…届き…ま…した…?」という少女の声に続き、耳に残る不気味なハミングのメロディー、薄暗い階段の奥には、さならしき姿が映しだされている。
また、先日まで非公開だったさなのInstagramアカウントも公開へ。投稿数は既に120を超えていて「どんなオトかな」、「届いタかナ」、「わ夕しが聞きたいのはこのオトじゃナい」など不気味なメッセージが投稿されている。このアカウントにさなの正体に迫る手がかりが隠されているかもしれないので今後の動向も要チェックだ。
さらに本作を手がけた清水監督のコメントも入手。「呪怨」シリーズの“伽耶子”を生み出した清水監督は「本作のダークヒロイン:“さな”は少し毛色が違います。貞子/伽椰子に続くホラークィーンに“さな”ちゃんが、彼女の歌声共々仲間入りさせてもらえる事を願って――寄り添ってくれないと、あなたの家にもデモテープが届くかもしれません」とコメント。“さな”が貞子/伽耶子に続く“最恐ホラークイーン”へと成長し得ることを示唆している。
清水監督はコメントの中で「さて、ところで本作の主演はどんな方でしょう?」と言及。特報映像やティザービジュアルでもキャストの名前は伏せられたまま。少しずつ全貌を表しつつある本作から引き続き目が離せない。