窪田正孝が暗闇で驚愕!齊藤工監督作『スイート・マイホーム』公開日が9月に決定、場面写真も解禁
映画やドラマで俳優として活躍する一方、監督、プロデュース業でも多彩な才能を発揮している齊藤工が監督を務める映画『スイート・マイホーム』の公開日が9月1日(金)に決定し、あわせて場面写真も解禁された。
2018年に第13回小説現代新人賞を受賞した神津凛子のデビュー作「スイート・マイホーム」を映画化した本作。初長編監督作『blank13』(18)では国内外の映画祭で8冠を獲得し、『フードフロア:Life in a Box』(20)では、AACA2020(アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード)にて、日本人初の最優秀監督賞を受賞したほか、劇場体験が難しい被災地や途上国の子どもたちに映画を届ける移動映画館「cinema bird」の主宰や全国のミニシアターを俳優主導で支援するプラットフォーム「ミニシアターパーク」を立ち上げるなどマルチに活動する齊藤が監督を務める。そして、齊藤監督とタッグを組み主演を務めるのは、連続ドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」でバディ役としても共演した窪田。「舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド」で主演を務めることも話題になっている窪田が、奇妙な事件に巻き込まれていく主人公、清沢賢二を演じる。
今回解禁されたのは、窪田が演じる主人公の賢二が暗闇で目撃したなにかに驚愕する場面や、家に巣食う正体不明の気配に迫ろうとする賢二、賢二たちが新たに暮らし始めたマイホームを暗闇から監視する謎の影、目をふさぐ少女、雑木林に遺棄された男の死体、雪の中を切迫した表情で駆けていく賢二の6枚だ。場面写真としては、初めて披露されたが、どれも「家」に隠された謎をめぐる象徴的なものばかりとなっている。
また、今回新たに『犬鳴村』(20)や『燃えよ剣』(21)の吉田健悟、『サイド バイ サイド 隣にいる人』(公開中)の磯村アメリ、『ゾッキ』(21)『ロストケア』(23)の岩谷健司らの出演が発表された。これで、窪田をはじめ、すでに報じられている蓮佛美沙子、奈緒、窪塚洋介、中島歩、里々佳、松角洋平、根岸季衣ら実力派俳優たちが揃い踏みとなった。新居購入をきっかけに、ある家族が遭遇していく恐怖の連鎖を描く本作にいまから期待が高まる。
文/山崎伸子