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『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が北米興収500億円を突破!3週連続でV

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『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が北米興収500億円を突破!3週連続でV

ついに日本でも公開を迎えた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(日本公開中)の勢いはまだまだ止まらない。先週末(4月21日から23日)の北米興収ランキングでは、危なげなく3週連続No. 1を獲得。2位との差は前2週ほどの大差にはならなかったが、それでも前週比65%の興収5993万ドル。3週目末の成績としては歴代7位で、目ぼしい大作の公開がない今週末も首位に立つことはほぼ確定的と見られている。

【写真を見る】北米累計興収は4億5000万ドルに!アニメ映画歴代2位まで目前
【写真を見る】北米累計興収は4億5000万ドルに!アニメ映画歴代2位まで目前[c]2022 Nintendo and Universal Studios

公開から丸2週間を迎えた4月19日の段階で『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は北米累計興収3億7000万ドルに到達。これは『ミニオンズ フィーバー』(22)の北米累計興収3億6900万ドルを上回り、イルミネーション・エンタテインメント作品の興収新記録となる。もちろんそこから週末にさらに興収を上乗せし、記録更新を続けている真っ最中だ。

日本公開の前日となった4月27日には、累計興収4億5000万ドルに到達しており、『トイ・ストーリー4』(19)や『シュレック2』(04)といったアニメーション映画の名作を次々と抜き去り北米歴代興収ランキングの第25位に浮上。あと上位にいるアニメーション映画は『インクレディブル・ファミリー』(18)と『ファインディング・ドリー』(16)、『アナと雪の女王2』(19)だけ。後ろ2作品は、4月中に超えることになるだろう。


「死霊のはらわた」シリーズの最新作『Evil Dead Rises』が2位に初登場
「死霊のはらわた」シリーズの最新作『Evil Dead Rises』が2位に初登場[c]Everett Collection/AFLO

一方、2位に初登場を果たしたのは、サム・ライミが生みだしたホラーシリーズ「死霊のはらわた」の最新作となる『Evil Dead Rises』。2013年に公開されたフェデ・アルバレス監督のリブート版『死霊のはらわた』(13)以来10年ぶりの新作で、同作につづいてライミとブルース・キャンベルが製作総指揮を務めている。

3402館で公開され、3日間の興行収入は2450万ドル。興収的にはリブート版『死霊のはらわた』とほぼ同水準のスタートで、批評は対照的に好意的評価が優勢。批評集積サイト「ロッテン・トマト」によれば批評家の84%から好意的評価を獲得。公開前には本作が成功すればシリーズがさらに続行する可能性があるという報道もされていただけに、今後の展開に期待ができそう。

『ミッドサマー』のアリ・アスター監督とホアキン・フェニックスがタッグを組んだ3時間の巨編が大健闘
『ミッドサマー』のアリ・アスター監督とホアキン・フェニックスがタッグを組んだ3時間の巨編が大健闘[c]Everett Collection/AFLO

公開5週目でも4位に粘り込みを図った『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(9月日本公開)は、4月27日の時点で『ジョン・ウィック:パラベラム』(19)を上回り、シリーズ最高興収を達成。また、前週4館での限定公開で1館あたり8万ドルのハイアベレージを見せていたアリ・アスター監督&ホアキン・フェニックスのA24作品『Beau is Afraid』は拡大公開に成功。3時間に迫る長尺作品ながら9位にランクインする大健闘を見せた。

文/久保田 和馬

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