北村匠海、『東リベ』お忍び鑑賞も「誰も気づいてくれなかった」高杉真宙&吉沢亮と“譲れないもの”一致で大盛り上がり!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
北村匠海、『東リベ』お忍び鑑賞も「誰も気づいてくれなかった」高杉真宙&吉沢亮と“譲れないもの”一致で大盛り上がり!

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北村匠海、『東リベ』お忍び鑑賞も「誰も気づいてくれなかった」高杉真宙&吉沢亮と“譲れないもの”一致で大盛り上がり!

大ヒットした映画『東京リベンジャーズ』(21)の続編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』の「東リベ祭り!大ヒット御礼舞台挨拶」が4月29日に丸の内ピカデリーで開催され、北村匠海(タケミチ役)、高杉真宙(千冬役)、吉沢亮(マイキー役)が出席した。サプライズで観客と一緒に本作を鑑賞していた北村は、客席から登場。観客を驚かせた。

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』の「東リベ祭り!大ヒット御礼舞台挨拶」が開催された
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』の「東リベ祭り!大ヒット御礼舞台挨拶」が開催された

原作は、人生にリベンジするために過去に戻るたびに成長を遂げていく主人公タケミチの姿、共に力を合わせ立ち向かう熱い仲間たちとの絆が支持を集めた人気コミック。北村を主演に迎え映画化した前作の続編となる今回は、ファンの間でも高い人気を誇る「血のハロウィン編」が題材。過去へと戻ったタケミチが、再び殺されてしまったヒナタ(今田美桜)を救うカギとなる、東京卍會結成メンバー6人を引き裂く“悲しい事件”の真相へと迫っていく。

北村匠海、ファンと一緒に鑑賞していた!
北村匠海、ファンと一緒に鑑賞していた!

司会から「大きな拍手でお迎えください!」と呼び込まれてステージに登場したのは、高杉と吉沢の2人のみ。北村の姿が見えず観客が戸惑うなか、吉沢は「寝坊かなあ。どうしたもんか」、高杉も「いないですね」とポツリ。2人で「呼んでみますか。北村の匠海さーん!」と促すと、後方の座席に座っていた北村が「こんにちは。私はここです。気づかないねえ、みんな。意外と、誰も気づいてくれなかった。映画を観ていましたよ」とさみしがりながら、存在をアピール。会場からは、驚きの声があがった。

「誰も気づいてくれなかった」と話した北村匠海
「誰も気づいてくれなかった」と話した北村匠海

観客と一緒に映画を鑑賞していたという北村は「終わった後に拍手が起こっていた。すごくうれしかった」としみじみ。「早く後編が観たくなった。これだけの方が作品を愛しているということも、生肌で感じた」と新鮮な気持ちを受け取ったというが、「もうちょっとザワついてくれたら…」と肩を落とす場面もあり、これには吉沢が「それくらい、こっちに集中していたということだよね!」、北村も「本当にそうだった。すごく集中して観てくださっていた」とうれしそうに話していた。

反響を喜んだ吉沢亮
反響を喜んだ吉沢亮

この日の会場にも「10回観た」というファンも見受けられ、リピーターも多いという本作。司会から「“10リベ”、“追いリベ”している人もいるそうです」と伝えられると、吉沢は「幅広い人が観てくれているという印象。世代を問わない。子どもからの反響もすごい。僕らよりも上の世代の人も楽しんでくれている」と実感しているとコメント。「ツアーをまわっている」という北村は、「この間、ホールの壁沿いの席が全員子どもだった。『東リベ』効果、感じています」とファン層の変化も感じているという。ドラマの撮影現場でも本作を「観た」と声をかけてくれることが多いという高杉は、「撮影が休みの日に観に行ってくださっている。うれしい」と喜びをかみ締めていた。

高杉真宙はマイクを通さず相槌を打ち、何度もツッコまれていた
高杉真宙はマイクを通さず相槌を打ち、何度もツッコまれていた

2部作の後編となる『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』は、6月30日(金)に公開となる。北村は「汗や喧嘩、涙。その中心にはマイキーがいて、僕の横には千冬がいる。僕らの奮闘を楽しんでほしい」と後編をアピール。吉沢は「マイキーとしても『1』でも見せていないくらいの感情の爆発がある。『決戦』を観て、ようやく『1』を超えたと言えるような気がする」と思いをめぐらせ、北村も「(前後編)2本あわせて、3時間くらい。『1』を超えるには、3時間必要だった」と同調していた。

【写真を見る】昨日は一緒に秋葉原に行ったという北村匠海と吉沢亮。熱弁止まらず!
【写真を見る】昨日は一緒に秋葉原に行ったという北村匠海と吉沢亮。熱弁止まらず!

それぞれがマイペースにトークを繰り広げ、3人の仲のよさが伝わってくるイベントとなったが、公式SNSに寄せられた質問に答えるコーナーでは、ゲームの話で大盛り上がりとなるひと幕も。タケミチのセリフにちなみ「譲れないことは?」と聞かれると、北村は「今日は奇しくも生粋のゲーマー3人が集まった。全員がゲーミングPCユーザー」とコメント。すると吉沢が「昨日、秋葉原に連れて行っていただいた。彼に言われた通りに、PCを買いました」と昨日は北村と過ごしていたと話す。北村は「弟も呼んで、僕が運転して。秋葉原を闊歩して、PCを買って。“お亮”の家に行って、設営、配線、すべてやった」と振り返りながら、「譲れないものはゲーム。せっせと設営して、いきなり彼はすぐにゲームを始めた。『これ、すげえ』って。譲れないんだなと思った」と吉沢のゲーム好きについても証言。吉沢は「すべてやっていただいた。すばらしい座長です、彼は!」と感謝すると、高杉も「ゲームしかない」と笑顔で同意していた。


さらに「隣にいてくれたら安心する人、もの」という質問についても、3人が「ゲーミングPC」と声をそろえ、会場も爆笑。北村が「家に帰って、靴を脱いで、上着も脱がずに、ゲームをつける」、吉沢も「まず家にやることって、そこ」、高杉も「PCの電源つけるのは、電気をつけるのと一緒」と続き、北村が「なんなら、先にゲームをつける!」とゲーム話を継続。司会から「そろそろゲームの話は…」とツッコまれると3人で大笑いしていたが、最後に北村は「こういうくだらない会話ばかりしていますが、僕らの仲間と共に後編まで一緒に歩いてくれたらうれしいです」と願い、大きな拍手を浴びていた。

取材・文/成田おり枝

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