“世界のキタノ”のカンヌ登壇が決定!構想30年の戦国スペクタクル『首』プロモーション映像が解禁
『アウトレイジ 最終章』(17)以来6年ぶりとなる“世界のキタノ”こと北野武監督の最新作『首』(2023年秋公開)。先日、第76回カンヌ国際映画祭の「カンヌ・プレミア」に正式出品が決まった本作の公式上映日が、現地時間5月23日(火)に決定。あわせてプロモーション映像が解禁された。
北野監督が『ソナチネ』(93)と同時期に構想し、30年ものあいだ温めてきた本作は、“本能寺の変”を戦国武将や忍、芸人や百姓といった多彩な人物の野望や裏切り、運命とともに描く、“北野ワールド”全開の一本。北野自ら羽柴秀吉役を演じ、明智光秀役に西島秀俊、織田信長役に加瀬亮、黒田官兵衛役に浅野忠信、羽柴秀長役に大森南朋、秀吉に憧れる百姓の難波茂助役に中村獅童など、豪華キャストが集結したことでも話題を集めている。
現地時間5月16日(火)に開幕する第76回カンヌ国際映画祭。2021年に設立された「カンヌ・プレミア」は、映画祭の華であるコンペティション部門の枠では収まりきれない良作のプレゼンテーションを目的にしたセクションで、日本の実写映画としては本作が初選出。23日に行われる公式上映は世界最速のワールドプレミア上映となり、北野監督もカンヌへ足を運び登壇することが予定されている。
あわせて解禁されたプロモーション映像は、カンヌ国際映画祭用に制作されたもの。不安げなピアノの旋律と共に、野ざらしにされた屍が転がる戦場の様子や、血肉飛び散る“山崎の戦い”、そして燃え上がる本能寺の様子などが収められた、迫力満点の映像に仕上がっている。はたして“世界のキタノ”の最新作はカンヌの地でどのように迎えられるのか。現地から届けられる続報に注目しながら、日本公開を楽しみに待ちたい。
文/久保田 和馬
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