クリス・プラットが振り返る、“ガーディアンズ”との10年の旅路「この映画を誇りに思う」

インタビュー

クリス・プラットが振り返る、“ガーディアンズ”との10年の旅路「この映画を誇りに思う」

ジェームズ・ガン監督がメガホンをとり、銀河一の落ちこぼれチームの活躍を描いてきたマーベル・スタジオの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの最新作にして、シリーズの最終章となる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(公開中)。スター・ロードことピーター・クイル役のクリス・プラットは、ガーディアンズと共に歩んできた約10年間の旅路を感慨深げに振り返る。

「ガーディアンズのファミリーとは、本当の家族のようになりました」

最新作でガーディアンズの前に立ちはだかるのは、最凶の“完璧主義者”!?(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』)
最新作でガーディアンズの前に立ちはだかるのは、最凶の“完璧主義者”!?(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』)[c]Marvel Studios 2023

「本作でガーディアンズのファミリーと再会できたことは、本当に特別なことでした。こんなにも仲良くなれることは滅多にないし、もう何年も一緒に仕事をしてきて本当の家族のようになりました。これまでの作品と今回で大きく違っていたことは、みんな終わりが来ることがわかっているので、それぞれが自分なりに感情の処理をしていたことだと思います。僕たちはこの映画を誇りに思っているし、人々がこの映画に魅了されることを願っています。それが僕たちの仕事の喜びの一つですから」。

シリーズ第1作では“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”の結成が描かれた
シリーズ第1作では“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”の結成が描かれた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 ディズニープラスで配信中[c]Marvel Studios 2023

幼い頃に宇宙海賊によって地球から誘拐され、やがて宇宙を股にかけるトレジャーハンターとなったピーター・クイル。シリーズ1作目の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)では、強大な力を持つパワーストーン“オーブ”を盗みだしたことから悪党たちに追われ、アライグマのロケット(声:ブラッドリー・クーパー)や樹木型ヒューマノイドのグルート(ヴィン・ディーゼル)、狂暴な男ドラックス(デイヴ・バウティスタ)、そして危険な暗殺者ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)とチームを結成。銀河を救うために無謀すぎる戦いに挑んだ。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では窮地に立たされる!
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では窮地に立たされる!『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ディズニープラスで配信中[c]Marvel Studios 2023

その後『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(17)で再び銀河滅亡を阻止する活躍を見せたガーディアンズの面々は、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)で宇宙を漂っていたソーを救出。サノスの“指パッチン”によって窮地に陥り、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)で再び集結。アベンジャーズの一員としてサノスを倒すことに成功した。そして最新作では、銀河を“完璧な世界”に作り変えようとする最凶の敵ハイ・エボリューショナリー(チュク・イウジ)が襲来し、ロケットに命の危険が迫る。そしてガーディアンズは、家族を超えた絆で結ばれた仲間の命を救うため、最後の戦いへと突き進む。


シリーズの集大成にして、最大のお祭り騒ぎが幕を開ける!(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』)
シリーズの集大成にして、最大のお祭り騒ぎが幕を開ける!(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』)[c]Marvel Studios 2023

「本作のなにがエキサイティングかというと、“フェーズ2”の頃のあの感覚に戻ることができるということです。まだ聞けていない一つの物語のようなものなので、本当に懐かしく、絶妙なタイミングだと思います。観客の皆さんは、きっとこの時代を再び生きられることに興奮するでしょう」と、プラットは最新作の出来映えに強い自信をのぞかせた。

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