『ジュラシック・パーク』30周年記念プロジェクトが始動!スペシャル動画にイベントやグッズも続々

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『ジュラシック・パーク』30周年記念プロジェクトが始動!スペシャル動画にイベントやグッズも続々

巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が恐竜たちに命を吹き込み、公開当時に全世界興行収入新記録を打ち立てた『ジュラシック・パーク』(93)。その公開から今年で30周年を迎えたことを記念し、「ジュラシック」シリーズの驚きとスリルを再び味わえる30周年特設サイトが公開となった。

『ジュラシック・パーク』30周年を記念した特設サイトがオープン!
『ジュラシック・パーク』30周年を記念した特設サイトがオープン!

第1作から30年!動画には懐かしいあのキャラクターが

当時の最先端の映像技術を駆使し、恐竜たちをスクリーンによみがえらせた『ジュラシック・パーク』から始まった「ジュラシック」シリーズ。『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク』(97)、『ジュラシック・パークIII』(01)と展開し、いずれも世界的ヒットを記録。その後10年以上の時を経て『ジュラシック・ワールド』(15)として再始動を迎えると、ついにオープンした“ジュラシック・パーク”の光景に世界中が大熱狂。各国でふたたび社会現象級の大ヒットを巻き起こした。

【写真を見る】6作品で全世界興収60億ドル以上!映画史に名を刻むヒットシリーズには様々な恐竜が登場
【写真を見る】6作品で全世界興収60億ドル以上!映画史に名を刻むヒットシリーズには様々な恐竜が登場 [c]Everett Collection/AFLO

そして『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(18) を経て、昨年公開された『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(22)で「ジュラシック」の歴史はひとつの区切りを迎えた。シリーズ6作品のうち4作品が全世界興収10億ドルを突破しており、シリーズ累計全世界興収は60億8000万ドル以上。まさに映画史にその名を刻むシリーズとして、老若男女問わず根強い人気を誇っている。

今回オープンした30周年特設サイトでは現在、2本の動画が公開されている。「30周年スペシャル動画」では、ジョン・ウィリアムズが手掛けたあの音楽に乗せて、記念すべき第1作『ジュラシック・パーク』の名シーンをプレイバック。シリーズを代表する恐竜であるT-レックスやヴェロキラプトル、密かな人気を誇るディロフォサウルスの姿も確認できる。

もう一本の「Mr.DNAスペシャル動画」では、『ジュラシック・パーク』の劇中に登場したMr.DNAのナビゲートのもと、ジュラシック・パークの裏側を紹介。どちらもシリーズファンならワクワクすること間違いなしだ。

目の前にヴェロキラプトルが出現!?イベントやグッズも続々

さらに特設サイト内のQRコードをお手持ちのスマートフォンで読み込めば、「AR恐竜体験」を楽しむことができる。現在特設サイトのQRコードで登場するのはヴェロキラプトルのみだが、30周年を記念したコラボグッズを販売する「ニコアンド」の店舗ではトリケラトプスが限定登場。今後もT-レックスやディロフォサウルス、ブラキオサウルスなどの登場も予定されているので、是非ともチェックして恐竜たちとのAR写真を楽しんでみてはいかがだろうか。

「ジュラシック」といえばやっぱりヴェロキラプトル!
「ジュラシック」といえばやっぱりヴェロキラプトル! [c]Everett Collection/AFLO

ほかにも30周年記念のイベント&グッズが盛りだくさん。シリーズ完結編公開の際にコラボアイテムが大好評だった「ニコアンド」では第2弾コラボとして、コミック調のアートや8bitのアートワークを使用したコレクションが登場。Tシャツなどおなじみのグッズに加え、レジャーアイテムなども販売されるので是非ともチェックしてほしい。

そしてフルオーケストラの演奏のもとで『ジュラシック・パーク』が上映される「映画公開30周年記念『ジュラシック・パーク』inコンサート」が、8月5日(土)に東京国際フォーラム・ホールAで、9月2日(土)と9月3日(日)に大阪国際会議場メインホールにて実施されることも決定。スクリーンで観たことがある人もない人も、これまで味わったことのないような臨場感で、より迫力満点な“ジュラシック体験”ができることだろう。


スティーヴン・スピルバーグは1作目・2作目でメガホンをとり、3作目以降は製作総指揮を務めた
スティーヴン・スピルバーグは1作目・2作目でメガホンをとり、3作目以降は製作総指揮を務めた [c]Everett Collection/AFLO

これまでの「ジュラシック」シリーズは、現在各動画配信サービスでも観ることができる。シリーズ誕生から30年とフィナーレから1年を迎えようとしているいま、将来新たな「ジュラシック」が作られることにも期待しながら、様々なかたちで「ジュラシック」の世界を堪能してみてはいかがだろうか。

文/久保田 和馬

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