大野智、喜び隠せない知念侑李を優しく制止「心のなかに秘めとけ」
和田竜のベストセラー小説を映画化した『忍びの国』の初日舞台挨拶が7月1日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、大野智、石原さとみ、伊勢谷友介、鈴木亮平、立川談春、知念侑李、マキタスポーツ、中村義洋監督が登壇。大野との共演に喜びを隠しきれない知念に、大野が「心のなかに秘めとけ」と優しく制止した。
本作は、史実「天正伊賀の乱」を題材に、最強・織田軍と伊賀・忍び軍との合戦を描く戦国エンタテインメント映画。大野は「約6年ぶりの映画をやらせていただき、新鮮でもありました」と映画公開に笑顔。大きな拍手を浴びた。
その大野に憧れてジャニーズに入ったという知念は、「大野くんと共演した映画が公開ということで、とてもうれしいです」と挨拶。「デビューよりも、この仕事が決まったときはうれしかったぐらい。素敵な映画に出られた」と大野との共演に喜びを爆発させると、大野は「そんなこと言ったら、ジャニーズ事務所に怒られるよ。心のなかに秘めとけよ」と小声でブレーキをかけ、会場の笑いを誘っていた。
ステージでは「誰かの頭のなかに忍びこめるとしたら、誰がいい?」との質問が上がる一幕も。この日、背中の大胆に開いたドレスで会場を魅了した石原は「大野さん」と回答。「1年前にご一緒させていただいてから、ここ何日間も多くを過ごさせていただいているんですが、大野さんという人がいまだにわからない」と率直な気持ちを明かした。
石原は「生活感がない」と続け、「バラエティ番組でものすごくお腹いっぱい食べても、翌日にはケロッとされている。ちょっと猫背なので肩こりなのかなと思うんですが、肩も全然こっていないとおっしゃっていて。アクションをしていても、マッサージも受けていないのに、翌日ケロッとしている。超人的な力がある」と大野の頭のなかだけでなく、内臓に至るまで不思議な部分が多いと話す。
大野は「一回、病院に行って調べてもらいます」と苦笑い。「健康ですよ。食べたら、ちゃんと出してますよ!消化が早いんですよ」と訴え、会場の笑いを誘っていた。【取材・文/成田おり枝】