品川ヒロシ監督作『OUT』ヒロインに乃木坂46の与田祐希!「千紘みたいに強くいられた気がします」
<キャスト&監督コメント>
●与田祐希(皆川千紘役)
Q.ご出演オファーを受けられた際の感想を
「強そうな男性キャストが多い中、ヒロインとしての役割を果たせるか不安はありましたが、とても有難い経験だなと思いました。全力で向き合って、ぶつかっていきたいなと思いました」
Q.脚本・原作コミックを読まれて、どのような気持ちで撮影に挑みましたか?
「自分の知らない世界だったので不安と楽しみな気持ちでいっぱいでした。ヤンキーは正直怖いと思っていたけど、千紘としては怯えるわけにはいかないのでYouTubeでヤンキー動画を見て、ヤンキー慣れして現場に行きました!」
Q.今回の役どころを演じてみていかがでしたか?
「見た目でいうと、人生で一番髪色を明るくしました!撮影期間中は乃木坂のメンバーやスタッフさんにヤンキーだ!といじられつつも、新鮮でしたし、心なしかこの期間は千紘みたいに強くいられた気がします!」
Q.品川ヒロシ監督について
「撮影の合間にもたくさんお話しさせていただけてうれしかったし、楽しかったです!いまでは私にとって東京のお父さんのような存在になりました!今回ご一緒できてとても光栄でした!」
Q.撮影はいかがでしたか?
「アクションシーンの撮影や特殊メイクを近くで見て、衝撃を受けました。とても迫力があったので映像として観れるのが楽しみだなぁと思いました!自分のシーンではビンタに苦戦しました」
Q.共演の倉さん、醍醐さん、水上さんについて
「倉さんはまじめで柔らかい方だけど達也を演じられている時はいい意味でただのヤンキーで、すごい方だなぁと思いました。主演ということもあり、いつも倉さんが現場を包み込んでくださっていました!醍醐さんは丹沢と同じように現場のムードメーカーでした!水上さんは同郷の先輩として背中を押してくれる存在でした!ヒゲ面デカ男というワードが個人的に大好きです!」
Q.本作を通して伝えたいこと
「仲間のために命懸けで戦う姿はかっこいいけれど、千紘としては命の重みを伝えたいです」
Q.本作をこれからご覧になる方へメッセージをお願いします。
「個人的には、暴力的でバカだけどなぜか憎めないキャラクターたちがどんどん愛おしくなっていく感覚に陥ってしまいました。男性はもちろんですが、女性目線で観てもきっと楽しめる作品だと思います!グッと来たり、クスッとしたり、ドキッとしたり、いろんな瞬間を感じていただけたらと思います!」
●品川ヒロシ監督
Q.キャスティング意図について聞かせてください。
「千紘は、存在感が大事だと思いました。暴走族の喧嘩のど真ん中に入っていっても負けないオーラを持つ与田祐希の光。それがキャスティングの決め手です」
Q.撮影を終えられたいま、与田さんの印象を聞かせください。
「千紘は、芯が強く口の悪いヒロイン。どちらかと言うと穏やかな雰囲気の与田さんが暴走族相手に喧嘩腰のセリフが言えるのか?とも思いましたが、堂々と渡り合っていました。達也をなじるシーンはなかなか見られない与田祐希が見られます。撮影の時の与田さんはとにかく明るくて気さくでちょっと天然で、めちゃくちゃ可愛い。まさにヒロイン。アルミホイルにさつまいもを包んで持ってきて『焼いて食べようと思って』と言っていたのには爆笑しました」
Q.本作をこれからご覧になる方へメッセージをお願いします。
「ガッツリとした恋愛のシーンはないけれど、それでもやっぱりヒロインの千紘と達也の距離が近づいていくのには、ちょっと胸がぽかぽかします」
文/山崎伸子