品川ヒロシ監督&脚本『OUT』倉悠貴、醍醐虎汰朗、水上恒司の出演決定!超特報も公開|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
品川ヒロシ監督&脚本『OUT』倉悠貴、醍醐虎汰朗、水上恒司の出演決定!超特報も公開

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品川ヒロシ監督&脚本『OUT』倉悠貴、醍醐虎汰朗、水上恒司の出演決定!超特報も公開

累計650万部を超える人気同名コミックを『ドロップ』(09)、『漫才ギャング』(11)の品川ヒロシが実写化する11月公開の映画『OUT』。このたび、本作のメインキャストと本編を含んだ超特報映像が解禁された。

【写真を見る】倉、醍醐、水上が新境地を開拓!
【写真を見る】倉、醍醐、水上が新境地を開拓![c]2023『OUT』製作委員会

本作は、品川ヒロシが原作も手がけた『ドロップ』で水嶋ヒロが演じた井口達也の青年時代を描いた実録物語。“狛江の狂犬”と恐れられた伝説の超不良、井口達也が17歳となり地元を離れて、新たな仲間や家族と出会う姿や壮絶な更生生活が活写されていく。少年院から出所した達也は、西千葉で焼肉店を営む親戚に引き取られる。更生への期待を胸に見知らぬ土地での生活を始めた達也だったが、出所初日から暴走族「斬人(キリヒト)」副総長の安倍要とタイマンを張ってしまう。喧嘩には勝ったものの少年院に戻りたくない達也と、負けたことを知られたくない要は、この喧嘩を秘密にすることで合意し次第に交流を深めていく。

今回解禁となるのは物語の重要なメインキャラクター、主人公である伝説の超不良、井口達也と暴走族「斬人」総長の丹沢敦司、副総長、安倍要の3人。主人公の井口達也役には、テレビドラマ、映画と出演作が続き、NHK連続テレビ小説「おちょやん」に出演。本年は主演映画『こいびとのみつけかた』(10月27日公開)の公開が控えるなど、急成長を遂げる若手注目株の俳優、倉悠貴。本作で倉は暴走族の特攻隊長で、かつて“狛江の狂犬”と恐れられた超不良役という、自身がかつて経験したことのない役どころに挑戦。更生中につき喧嘩を堪えるいら立ち、心の葛藤を経て成長してゆく青年の様を等身大で見事に演じきった。

主演の倉について品川監督は「今回の達也は『ドロップ』の時のただただ暴れるだけの達也ではなくて、喧嘩をすると少年院に戻されてしまう、暴走族に戻るとお世話になっているおじちゃんとおばちゃんに迷惑がかかるという葛藤がある。倉くんは目の奥に何か得体の知れないモノが潜んでいるんだけどナイーブな部分もあって今回の達也にピッタリ」とコメント。

暴走族「斬人」総長の丹沢敦司役には、長編アニメ『天気の子』(19)で主人公に大抜擢され、本年はテレビドラマ「シガテラ」で連続テレビドラマ初主演をはたすなど活躍が目覚ましい俳優の醍醐虎汰朗。原作コミックでは抜きん出た人気を誇るキャラクターで、中性的な外見とは裏腹に総長に君臨するに相応しい才能とカリスマ性で圧倒的な強さを誇りながら猟奇的一面をみせるという非常に難しい役どころを見事に体現。

敦司役の醍醐について品川監督も「あっちゃんは、可愛いルックスでありながら、実は凶暴でとにかく強い。醍醐くんがまさに可愛いルックスなのに、とんでもなく身体能力が高く、難しいアクションもさらりとやってのける」と絶賛する。

そして「斬人」副総長、安倍要役には、映画、テレビで活躍の場を広げ、『死刑にいたる病』(22)では主演、また本年秋放送開始となるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」で村山愛助役として出演が決定するなど、今最も注目を浴びる俳優の水上恒司。リーゼントのヒゲ面デカ男、強面の外見だが 律儀で義理人情に厚い 男気溢れる熱血漢でメンバーをまとめ上げるという役どころを、圧倒的演技力で演じた。

要役の水上について品川監督は「要は、正義感とか友情を一番大事にしているキャラクター。それを感じさせてくれるのが水上くん。身体も大きくて筋肉がしっかりとしているので強さに説得力がある」と語っている。

またメインキャストの発表と同時に解禁された超特報では、冒頭にダウンタウン元マネージャーの藤原寛氏が金髪&特攻服姿で登場し「お前ら、アウトー!」と絶叫。3人の主要キャラクターが矢継ぎ早に登場し、壮絶な喧嘩バトルを繰り広げるという疾走感あふれる映像に仕上がっている。

映画『OUT』は2023年11月公開予定。今後発表される追加キャスト陣にも要注目だ。

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