最後の1人を待つ呪われた館『ホーンテッドマンション』元キャストの監督のこだわりが満載の本予告映像が解禁！

創立100周年を迎えるウォルト・ディズニー・カンパニーが、世界中で愛される人気アトラクションを実写映画化したアトラクションムービー『ホーンテッドマンション』(9月1日公開)。このたび、ゴーストたちのサプライズが詰まった最新の予告編とポスターが到着した。

ディズニーランドの人気アトラクションの1つ「ホーンテッドマンション」にインスパイアされ制作された本作。医師として働くシングルマザーのギャビー(ロザリオ・ドーソン)は、破格の条件で手に入れたニューオーリンズの奥深くにそびえる不気味な洋館に息子のトラヴィス(チェイス・ディロン)とともに越してくる。しかし、この豪華すぎるマイホームで2人は想像を絶する怪奇現象に見舞われてしまう。困ったギャビーは、超常現象専門家のベン(ラキース・スタンフィールド)、神父のケント(オーウェン・ウィルソン)、霊媒師のハリエット(ティファニー・ハディッシュ)、歴史学者のブルース(ダニー・デヴィート)といったクセの強い心霊エキスパートたちに助けを求める。

解禁となった本予告映像では、瞬きをするのが惜しいほどのゴーストたちからのサプライズが満載。映像には、999人のゴーストが暮らす呪われた館“ホーンテッドマンション“を舞台に、心霊のエキスパートたちにゴーストが襲いかかる姿がいくつも納められている。怪奇現象やゴーストによるサプライズの数々に、超常現象専門家のベンや神父のケント、霊媒師のハリエット、歴史学者のブルースらは絶叫しながらもなんとか対処しようとする姿は、どこかコミカルな雰囲気が漂う。

なかでも映像の中で目を引くのは、館に住むゴーストたちの姿。本作には、カリフォルニアのディズニーランドの元キャストという異色の経歴を持つ監督ジャスティン・シミエンのこだわりが詰まっており、映像内には “どこまでも続く長い廊下“や“縦に伸びる部屋“、水晶をのぞくマダム・レオタ、そしてファンたちに“ヒッチハイキングゴースト“として親しまれる3人組のゴーストなどアトラクションでもおなじみの要素が登場。中盤では、アトラクションを彷彿とさせる館内を暴走するイスが登場するなどの遊び心も散りばめられている。加えて、伝説のゴーストとして名高い、高いハットと片手に持つハットボックス(帽子を入れる箱)がトレードマークの“ハットボックスゴースト“の姿も見受けられ、監督のこだわりが細かいところまで反映されていることが伝わる映像となっている。また、あわせて公開されたポスターは、水晶に映しだされるホーンテッドマンションを食い入るように見つめるギャビーらの姿が印象的な仕上がりになった。

元キャストである監督のこだわりと愛がふんだんに詰まった本作。1000人目の仲間を待つ館“ホーンテッドマンション“に隠された謎ははたしてなんなのか、映画館で見届けたい！

文/高木郁