安藤サクラと山田涼介が初共演!クライムサスペンス『BAD LANDS バッド・ランズ』特報映像が解禁

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安藤サクラと山田涼介が初共演!クライムサスペンス『BAD LANDS バッド・ランズ』特報映像が解禁

安藤サクラと山田涼介が姉弟役を演じるクライムサスペンス『BAD LANDS バッド・ランズ』が9月29日(金)に公開される。このたび、本作よりティザービジュアルおよび特報映像が解禁となった。

第151回直木賞を受賞した作家、黒川博行の小説「勁草」を、『検察側の罪人』(18)や『関ケ原』(17)の原田眞人監督のメガホンで映画化する。『ある男』(22)で第46回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した安藤が、特殊詐欺を生業とする橋岡煉梨(ネリ)を怪演。『燃えよ剣』(20)以来、2度目の原田監督作品の参加となる山田がネリの弟、矢代穣(ジョー)を演じる。原田は「安藤サクラは世界の主演女優賞を全て差し上げたい名演です。また、せつなく危険な若者を演じきった涼介の天才に私は魂を食いちぎられました」とコメントし、原作の黒川は「安藤さんと山田さんとのコンビネーションもあいまって、期待以上のみごとな出来ばえになった。原作者として、ほんとうにうれしい」と絶賛した。

今回解禁されたティザービジュアルは、主人公のあるネリ、そして弟のジョーが疾走する姿を切り取ったもの。「そこは天国か地獄か。希望なんて、とうに捨てた。」というコピーからは、悲哀と諦めが垣間見える。だが同時に、強烈なインパクトを放つ姉弟の姿からは、希望に向かい行動を起こす強い覚悟も感じざるを得ない。安藤は「色んなキャラクターの俳優さんたちが交わって、どのシーンも楽しく魅力的で観たことのない化学反応を起こしていきます」と意気込みを語った。一方、山田は「すごく気さくな方で、お姉ちゃん役と聞いた時は安心感がありました」と共演した安藤に対してコメントしている。

あわせて解禁となった特報映像はネリとジョー、2人の会話から始まる。「ホンマもんの詐欺師にはなりとうない」と告げるネリ。社会の底辺で生きている「持たざる者」は悪に染まるしか生きる術を知らない。映像は勢いを増しながら展開し、葛藤とともに天を仰ぎ、誰かに怒り吠え、歓喜、と勢いよくカットが切り替わっていく。そして、徐々に上がっていく音楽のテンポに呼応するように、「ここは」「悪い奴らの」「天国で、地獄。」とテロップが映しだされるスピード感溢れる特報となった。


2人はなにに向かって突き進むのか?2人に待ち受ける運命とは?今後解禁される本作の続報も楽しみに待ちたい。

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