カンヌ国際映画祭に、完璧な“お色直し”で登場したベストドレッサーは誰?女優部門を発表!
●エルザ・ホスク
スウェーデン出身のモデル、ホスクが、ジュリエット・ビノシュ主演作『Le Passion de Dodin Bouffant』のプレミアレッドカーペットに登場すると、次の日には世界中のメディアが彼女のドレスを絶賛。フロスティング(霜がおりたような色合い)なベイビーブルーのドレスがまるで彼女から飛び立つよう!このドレスはおもしろい!彼女のインスタによると、これはヴィクターアンドロルフのクチュールとのこと。ランウェイで発表された時に一目ぼれしたのだとか。このドレスを選ぶところだけでなく、ドレスにマッチさせたアイメイクもよいし、リップには濃いリップラインを引くことで、いま流行りのY2Kを取り入れるなど、彼女の審美眼がすごい!
なにかと話題なジョニー・デップがルイ15世を演じる『Jeanne du Barry』のプレミアレッドカーペットに登場したヘレン・ミレンは、ジョニデを上回るバズを提供した。ブルーのドレスに合わせたパープルとブルーのヘアカラーというアバンギャルドなルックで現れたからだ。手元には「#私にはその価値があるから」と書かれた扇子が。インタビューで「深い意味はなくて、(カンヌのスポンサーである)ロレアルパリのアンバサダーだからよ」とコメント。御年77歳のミレン、さすがの演出と“女王”さながらの圧倒的な貫録!
文/八木橋 恵
作品情報へ