退出者続出!?クローネンバーグ監督の問題作『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』場面写真、ムビチケ情報解禁
『ビデオドローム』(83)や『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(05)の鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督の最新作『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』が8月18日(金)より公開される。このたび本作の場面写真やムビチケ前売券(カード)の発売情報が解禁となった。
クローネンバーグ監督が『マップ・トゥ・ザ・スターズ』(14)以来8年ぶりに手掛けた長編最新作は、第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、退出者が続出した賛否両論の問題作でもある。製作に20年以上を費やした本作のテーマは「人類の進化についての黙想」。主演を『グリーンブック』(18)のヴィゴ・モーテンセンが務め、パートナーのカプリース役を『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(20)のレア・セドゥが、政府機関のティムリン役を『スペンサー ダイアナの決意』(21)のクリステン・スチュワートが担当する。
解禁されたのは、個性的なキャラクターを中心とした場面写真の数々。黒い布で姿を覆う“加速進化症候群”のアーティスト、ソールを演じるモーテンセン、妖艶な赤いドレスに身を包むソールのパートナー、カプリース役のセドゥ、政府の新たな秘密機関”臓器登録所”で2人を監視するティムリン役のスチュワートといった豪華キャストの魅力が光るものになっている。新たな臓器を生み出すソールの体内を調べる様子なども切り取られ、鬼才が創造する独創的な世界への興味がかき立てられる。
また、6月9日(金)よりフランス版ビジュアルポストカード付きムビチケ前売券(カード)が発売決定。数量限定の貴重なポストカードになっているので、ぜひこの機会に入手してほしい。
文/山崎伸子
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