清水崇監督、生駒里奈、川添野愛に『忌怪島/きかいじま』撮影秘話を直撃!“清水組”は「熱量がとても高い」
「呪怨」シリーズや『犬鳴村』(20)にはじまる「恐怖の村」シリーズなど、常に新たな恐怖体験を生み出してきたJホラーの巨匠、清水崇監督の最新作『忌怪島/きかいじま』(6月16日公開)。西畑大吾(なにわ男子)演じる天才脳科学者の片岡友彦がある島で行われるVRの実験に参加するが、そこでは次々と不可解な出来事が巻き起こっていく。友彦や研究チームのメンバーは、謎の赤い女性の怨霊“イマジョ”の脅威にさらされてしまう。
先月インテックス大阪で開催された「大阪コミコン2023」内の「大阪“怖”コン」ステージ第一部にて、本作の見どころを紹介するトークイベントを実施。清水監督に加えて、研究チームのメンバーである深澤未央役の生駒里奈、三浦葵役の川添野愛がステージに登壇して会場を盛り上げた。MOVIE WALKER PRESSでは、イベントを終えた3人へインタビューを敢行。本作の見どころはもちろん、ロケ地となった奄美大島での撮影エピソードを語ってもらった。
「(大阪コミコンは)お祭りみたいな雰囲気ですごく尊い場所です!」(生駒)
――ステージでのお客さんの反応はいかがでしたか。
川添野愛(以下、川添)「途中退席もなく、ずっと観ていてくださっていましたね」
清水崇監督(以下、清水)「やっぱり関西のノリのよさと、コロナ明けたなという感が凄かったですね!」
生駒里奈(以下、生駒)「久しぶりに大勢が集まるイベントに参加した!という懐かしい気持ちになりました。本当にお祭りみたいな雰囲気で、それぞれが好きなものを求めていて、すごく尊い場所ですよね」
――イベントの冒頭では、『忌怪島/きかいじま』の予告映像が流れましたね。
川添「私たちも一緒になって映像に観入ってしまって…」
生駒「もうちょっとお客さんの顔を見ておけばよかったです」
――川添さん演じる葵が入浴中に、イマジョの手で顔を覆われるシーンでは悲鳴が上がっていましたよ。
生駒&川添「へー!」
清水「あのお風呂のシーンは、イマジョ役の祷キララさんにもお湯の中に潜ってもらっていたんだよね。恐怖描写は、全部CGにしてしまうとホラー映画で大切な肌感が失われてしまう。僕としては、なるべくいけるところはアナログな手法で撮ろうと考えています」