BE:FIRSTはジャスティス・リーグ!映画好きLEOが語るDCヒーローの魅力「人生の参考書みたいな存在」
「BE:FIRSTはジャスティス・リーグに近い、例えるならRYUHEIがフラッシュ!」
“もう一つの世界”のバットマンは、『ジャスティス・リーグ』のベン・アフレックではなく、ティム・バートンが監督した『バットマン』(89)に主演したマイケル・キートンが演じている。「僕はこの世代ではないですが、バットマンは大好きなヒーローです。超人的な力は持っていないけど、自分の正義を突き通していくところがかっこいいですね。メカ系も大好きなので、今回のバットモービルやバイクの活躍シーンは燃えました」。
本作のバットマンはフラッシュたち若きヒーローを束ねるまとめ役。BE:FIRSTのまとめ役とも言われるLEOもバットマン的存在か?と尋ねると、「うちはジャスティス・リーグに近いです」という答え。「皆が主役というか、ここは俺にはできないから頼むわ、みたいにそれぞれが補い合っています。互いに背中を預けながら自分がやるべきことをやっている感じですね」。
そんなLEOにメンバー内でフラッシュに例えるなら誰かと聞くと「パッと思い浮かんだのはRYUHEIです」とのこと。「頭がいいし、まだ16歳なのでピュアでフレッシュ。やんちゃな部分もありますが、ダンスや歌になるとすごく憑依しますから。甘い物が好きだし、本人は足が速いと言ってます」と笑う。
自分を例えるなら誰?という問いには「アクアマンです!」と即答。「動物と仲良くなるのがめっちゃ得意なんですよ。ロケの時に牛と話をしたりアヒルが周りに集まってきたり。子どものころに動物園や水族館に行くと、サルやシロイルカがたくさん寄ってきたと親から聞いていました。基本動物はなんでもいけるので、魚を操れるアクアマンしかないですね(笑)」。練習生時代には、筋骨たくましいアクアマンに憧れて筋トレに打ち込んだという。「練習生用スタジオに、筋トレマシンがあったんです。アクアマンみたいになりたくて、毎週欠かさずゴリゴリに筋トレしてました」と明かしてくれた。
「『ザ・フラッシュ』の音楽は自分のフィーリングにぴったり」
本作にはシカゴやザ・カルト、ザ・ラカンターズなどの名曲が使われている。1980~90年代の音楽が大好きというLEOに、アーティストとして感じた音楽面の魅力を訊いた。「いまの時代は一周回って、1980~90年代を中心にヒップホップやR&B、シティポップが人気です。自分が音楽を始めたきっかけも、19歳の時にモータウンとかスティーヴィー・ワンダーなどたくさんの曲やアーティストに触れたことだったので、『ザ・フラッシュ』の音楽は自分のフィーリングにぴったりだったし、勝手にイエーイと乗りながら観てました(笑)」。
バットマン登場シーンには、ダニー・エルフマンが作曲したマイケル・キートン版『バットマン』のテーマ曲が使われた。「当時観ていた方たちには懐かしくて、うわヤバ!みたいに思うでしょうし、若い子たちには新鮮でこの曲気持ちいい!って感じると思います。いい音楽は相乗効果で、映画の楽しさのギアを一段上げてくれますね」と映画音楽の大切さに触れた。