BE:FIRSTはジャスティス・リーグ!映画好きLEOが語るDCヒーローの魅力「人生の参考書みたいな存在」
「デビュー前は映画館でアルバイト。映画館からBE:FIRSTになった感じです」
アメコミやヒーロー映画が大好きというLEOにその原点を聞くと、子ども時代の延長だという。「戦隊モノや仮面ライダー、少年ジャンプ系の主人公が大好きで、その少年心を捨てずここまできた感じです。映画も大好きで新作が公開されると映画館に行ってたし、チラシも集めていたんです。父親も映画が好きで、次の日、仕事がない時は父親と一緒に観たりもしました。兄の借りてきたDVDを一緒に観たり、その逆もありましたね」と家族そろって映画好きだったと振り返る。
ヒーロー映画だけでなく、ジャンルを問わず映画好き。デビュー前は映画館でアルバイトをしていたほどだったLEO。「デビューまで3年間働いていたので、映画館からBE:FIRSTになった感じです(笑)。配信でもよく観ますが、映画館の空間が好きなんです。独特のにおいとかシートに座った感じとか、僕にとってはテーマパークです」と語り、いまも時間があればレイトショーにふらりと出かけたり、「IMAXを観るならここ!」と決めてるお気に入りの映画館もあるという。「BE:FIRSTのメンバーは劇場派が多いですね。それこそRYOKIも俳優をやってるので、この映画おもしろかった、これよかったよと教えてくれたり、メンバーと映画の話をしています」。
「映画のラストに、(DCユニバースの)新たな始まりを期待させるシーンがあってゾクッとしました」
2022年にDCフィルムズからDCスタジオに名称を変更し、ジェームズ・ガン監督を共同CEOに迎えるなど新たなスタートを切ったDC映画。ガン監督の『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(21)の大ファンでもあるというLEOは、『ザ・フラッシュ』を観てDCユニバースへの期待がより高まったと語る。「映画のラストに、(DCの)新たな始まりを期待させるシーンがあってゾクッとしました。そういう意味でDCを観たことがない人がスタートするのに、ぴったりの映画だと思います。これを機にDCやアメコミ映画のファンが増えたらうれしいですね」と期待をのぞかせる。
親子の絆や想いの強さを描いた本作は、ヒーロー映画という枠を抜きにしても推したい映画だという。「ただかっこいいだけじゃなく、過去に置き忘れてきた大切な気持ちを思い出すきっかけになる映画だと思います。観終えた時に、僕は家族のことを真っ先に思い浮かべました。劇場を出たら家族や恋人、友達とか、とにかく大切な人に自分の気持ちをちゃんと伝えたくなる。『ザ・フラッシュ』はそんな映画ですね」。
取材・文/神武団四郎