清水崇監督がホラーファン必携のBlu-rayを紹介！2022年のベストワンに選んだ作品とは？

「呪怨」シリーズや「恐怖の村」シリーズなどを手掛け、最新作『忌怪島／きかいじま』が公開中の清水崇監督。“Jホラーの巨匠”と呼ばれる清水監督が来るべきホラーの季節、夏に備えて自ら厳選した、イチオシのホラーグッズを紹介する本連載。

最終回となる第3回は、「ハピネット・メディアマーケティング」から販売されているホラー映画のBlu-rayを3本ピックアップ。また、ついに公開となった清水監督の最新作『忌怪島／きかいじま』にあわせて発売されたムック本「異界Walker」の見どころもチェックしていこう。

清水崇監督が選ぶ2022年のベストワン！『MEN 同じ顔の男たち』Blu-ray

A24が放つ衝撃作『MEN 同じ顔の男たち』『MEN 同じ顔の男たち』[c] 2022 MEN FILM RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.発売元：株式会社ハピネットファントム・スタジオ販売元：株式会社ハピネット・メディアマーケティング

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『ミッドサマー』(19)など数々の野心的な作品を世に送りだしている気鋭スタジオA24と、『エクス・マキナ』(15)のアレックス・ガーランド監督がタッグを組んだ『MEN 同じ顔の男たち』(22)。夫の死を目の前で目撃し心に傷を負ったハーパー(ジュシー・バックリー)は、心の傷を癒すためにとある田舎町を訪れる。そこで彼女を待っていたのは、カントリーハウスの管理人やお面をかぶった少年、警察官や牧師など、同じ顔をした男たちだった。

アカデミー賞ノミネート女優ジュシー・バックリー演じる主人公に、“同じ顔”をした男たちが迫る…[c]Everett Collection/AFLO

本商品に関し、「昨年観た映画のなかで、僕にとってのベストワンと断言できる映画です」と、清水監督は力強く語る。「けれども、正直どうして好きなのかは自分でもわからないんですよね。とにかく一目惚れして、もうこの気持ちはなんなのだろうか…。ホラーに限らず、映画ファンの方は是非観てください！」と猛プッシュ。一度観たら脳裏に焼き付いて離れない、美しくも不気味な物語をBlu-rayでご堪能あれ。

「聴くだけで怖い」サントラにも注目！『フェノミナ』Blu-ray -日本語吹替音声収録4Kレストア版-

3バージョンの本編が収録された愛蔵盤！映像特典も盛りだくさん『フェノミナ』[c] 1984 TITANUS発売元：株式会社ニューライン　企画協力：株式会社フィールドワークス販売元：株式会社ハピネット・メディアマーケティング

イタリアホラー映画を語るうえで欠かすことのできない巨匠ダリオ・アルジェント監督がメガホンをとり、当時14歳だったジェニファー・コネリーが主演を務めた美少女学園ホラー『フェノミナ』(85)。昆虫と交信できる能力を持った少女ジェニファーが、スイスにある全寮制の女学校に転入。一方、街では少女を狙った連続殺人事件が発生していた。ある夜、夢遊病で徘徊していたジェニファーは、殺人事件の現場を目撃してしまうことに。

当時14歳のジェニファー・コネリーが主演を務めたカルト的人気ホラー『フェノミナ』[c]Everett Collection/AFLO

「アルジェント監督のなかでも特に好きな作品で、リバイバルがあるたびに劇場に足を運んでいます」と、熱狂的な『フェノミナ』ファンであることを明かす清水監督。特に独特なサントラに魅了されたようで「オープニングのシーンで流れる『The Valley』という曲が好きなんですが、いまでも聴くだけで怖いです」と語るほど。本商品は、編集の異なる3つのバージョンを完全収録し、新規日本語吹替版と2時間以上の映像特典も収録されたまさに愛蔵盤。アルジェント監督の美学にどっぷりと浸かってみてはいかがだろうか。

特典映像はなんと約420分！『サンゲリア』Blu-ray -日本語吹替音声完全収録4Kレストア版-SPECIAL

Blu-rayなら超美麗な画質で腐敗したゾンビたちを味わえる！『サンゲリア』[c] R.T.I. S.p.A.- Rome, Italy. Licensed by Variety Distribution Srl - Rome, Italy. All Rights reserved.発売元：株式会社ニューライン販売元：株式会社ハピネット・メディアマーケティング

ルチオ・フルチ監督が手掛けたゾンビ映画の傑作『サンゲリア』(79)。原因不明の疫病によって死者が蘇る奇怪な事件を追って、カリブ海のマトゥール島へ向かった新聞記者のピーターたち。そこで彼らを待ち受けていたのは、次から次へと現れる腐敗したゾンビだった。本商品に収録された本編は、オリジナルネガから4Kレストアされたニューマスター版。美麗で高精細な画面で味わう『サンゲリア』は、すでに鑑賞済みの人にっても新鮮な体験となること請け合いだ。

南の島を舞台に、ゾンビとの戦いを描いた『サンゲリア』[c]Everett Collection/AFLO

「中学生の頃、テレビ放送していたのを録画して弟と一緒に観ました。ツッコミどころも含めておもしろい映画です。アウレッタ・ゲイのヌードシーンで母親が帰ってきて、気まずくなったのを覚えています(笑)」と、自身のホラー原体験の一つともいえる思い出を語った清水監督。本商品には、2種類の音声解説や約420分にもおよぶ特典映像に加え、新録版日本語吹替音声とTBS版日本語吹替音声がそれぞれ収録されている。両方を聴き比べながら、『サンゲリア』の世界を隅々まで楽しんでみるのも一興だろう。

これらの商品は、公式オンラインストアの「ハピネット・オンライン」はもちろん、現在実施中のポップアップストア「HORROR SHOWCASE」でも販売中だ(※数量限定のため、なくなり次第販売終了)。いずれのストアでも、ホラーファンならずとも気になってしまうアイテムを多数販売しているので、気になる方はチェックしてみてほしい。

異界へのお出かけのお供に!?オカルト情報が満載のムック本が登場

ポップアップストア「HORROR SHOWCASE」7月7日(金)まで実施中！

＜購入特典＞
「袋とじ！デジタルブック」
本ストアで商品を1点以上ご購入いただいた方のみオンライン上で一定期間読むことができる、“袋とじ”のようなワクワク感が詰まったデジタルブックです。
ストアで販売中のアイテムに関連した作品を中心に、清水崇監督自らが語り倒す！本邦初公開となる激レアエピソードを含む5000文字以上の超・高濃度の解説文は購入者限定の、まさに“袋とじ”。
ホラーファン垂涎のデジタルブックを、清水監督が厳選した商品と共にお楽しみいただきたい！

※「袋とじ！デジタルブック」のオンライン閲覧期限は、本ストアの販売期間終了より、半年間を予定しております。
※ご購入者様には順次、閲覧用URLを送付いたします。
※閲覧用URLは、6月下旬以降の送付となります。