加藤諒&益若つばさ、『翔んで埼玉』続編のヒットを祈願!「埼玉県人に近付けた」
空前の“埼玉ブーム”を巻き起こした『翔んで埼玉』(19)の待望の続編『翔んで埼玉 PartII(仮題)』が2023年に公開されるのを記念し、6月10日に行田市にある古代蓮の里にて「世界最大!行田市田んぼアート田植えイベント」が開催。“埼玉解放戦線”のメンバーとして前作からの続投が発表されたばかりの加藤諒と益若つばさが登壇し、いまだ謎に包まれた続編への意気込みを語った。
「パタリロ!」などで知られる魔夜峰央が1980年代前半に発表し、埼玉県の自虐ネタ満載の内容で大きな反響を集めた同名漫画を、「テルマエ・ロマエ」シリーズの武内英樹監督がGACKTと二階堂ふみのダブル主演で映画化した『翔んで埼玉』。2019年に公開されるや埼玉県民の心に深い郷土愛を刻み、興行収入37.6億円の大ヒットを記録。第43回日本アカデミー賞では最優秀監督賞を含む3つの最優秀賞、優秀作品賞を含む12の優秀賞に輝いた。
今回、続編公開を記念してコラボレーションを果たしたのは、ギネス世界記録にも認定されている世界最大の田んぼアート「行田市田んぼアート」。535名の市民が集まった会場に、田植えファッションで登場した加藤と益若。越谷市出身の益若は、行田のイメージについて訊かれると「一回通ったことあるかな…?」と呟きつつ「でもゼリーフライは食べたことがあって本当においしかったです!古墳も見ました!」と行田市民の前で必死にアピール。静岡県出身で行田市初上陸の加藤は、ゼリーフライに興味を示していた。
そんななか2人は「続編では行田がキーポイントとなる場所として出てくる」と宣言。まだまだ多くのことが謎に包まれた続編の見どころについて益若は「日本の映画?と思うくらい大規模でスケールアップしています。物語も前作を超えるくらいパワーアップしていて、全国の皆さんも埼玉だけだと油断していたらディスられるかも!?覚悟しておいてください」と語り、加藤も「前作で埼玉ネタはすべて出し尽くしたんじゃないかと思っていましたが、びっくりするくらい新しい埼玉ネタがたくさん出てきたので、楽しみに待っていてください!」と、さらなる進化を予告した。
トークを終えた2人は、この日のイベントの最重要ミッションに挑戦。面積2万7195平方メートルの田んぼ一面に、GACKT演じる麻実麗と二階堂ふみ演じる壇ノ浦百美が現れるコラボ田んぼアートを完成させるべく、市民と共に田植え作業に励む。作業を終えた加藤は「映画のヒットを祈願して、植える稲に一本一本思いを込めました!より埼玉県人に近付けた気がします!」と泥まみれになりながら満面の笑みを浮かべ、会場を沸かせていた。「田んぼアート」は7月下旬から見頃を迎える予定。コラボアートの完成はもちろん、続編の公開も待ちきれない!
文/久保田 和馬