最凶怨霊モンスター“美雪”役はファーストサマーウイカ!『禁じられた遊び』本予告&本ポスタービジュアル解禁

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最凶怨霊モンスター“美雪”役はファーストサマーウイカ!『禁じられた遊び』本予告&本ポスタービジュアル解禁

<キャスト、スタッフのコメント>

橋本環奈(倉沢比呂子役)

「ウイカさんは、すごい気持ちが良い方というか、本当にお仕事でご一緒したいなって思う方でした。シャキシャキしていて、仕事もパッパッパッと決めていって、すごく気持ちが良いなと毎日思っていました。全身に特殊メイクをして、寒いなか、外を裸足で歩いたりしながらもいつも通りの空気感で皆さんと接していて本当にすてきな方だなと思いました。間近で見ていてもウイカさんのお芝居がとても怖かったので、スクリーンで見たならばさらにゾッとするだろうなと思います。見ている方が痺れる映像になってると思うのでできあがりが本当に楽しみです」

重岡大毅(伊原直人役)

「ウイカさんは毎日とても早く現場に入って、4~5時間かけて特殊メイクをしていました。特殊メイクは取るのも一手間だそうで、撮影が終わった後も時間が掛かり本当に大変だったと思いますし、それでいてあの鬼気迫るお芝居をされていたのは、心からすごいなあと尊敬しておりました。美雪が復活して土から出てきて、直人と比呂子に襲い掛かるシーンは、単に襲い掛かってくるだけではなく、美雪のいろいろな気持ちが入り混じった“狂気”が乗っているシーンだと思うので、特に仕上がりが楽しみな場面です。観客の皆さんの怖がる反応も楽しみなので、それを見に何回も劇場に足を運ぶかもしれません」

●ファーストサマーウイカ(伊原美雪役)

「中田監督の『リング』は子どもの頃、怖いながらもすごく好きで何度も観ていました。なので監督とご一緒できること、『リング』でいえば貞子のポジションである美雪役でオファーをいただけたことが本当にうれしくて。よく真似してましたから、貞子のあの這い方。喜びと興奮で『絶対やりたいです、お願いします』と即答したのを覚えています。 美雪は母親、妻であることが物語の大切な要素ではあるのですが、生前の綺麗な美雪でいられる時間はほんの一瞬でした。撮影初日だけ生きていて、後はずっと生霊や蘇った美雪での撮影で(笑)、生前の幸せな時間の撮影があまりに短かったので、初日は特殊メイクをしないですむ時間のありがたみを噛み締めながら、幸せな気持ちを重ね合わせて撮影できました(笑)。蘇った美雪の特殊メイクって、すごく時間がかかるんです。特殊メイクスタッフさんが、毎回4~5人掛かりで4時間かけて作ってくださるので、擦れて取れちゃわないよう最小限の羽織りだけ、なにか食べたらお腹も出ちゃうし、トイレもメイクをやり直さなきゃいけないのでできる限り少なくして…と、フィジカル的にかなり忍耐力のいる撮影だったなと思います。ただ、それがツラく感じないほど現場は楽しく、本当にホラー映画撮ってるのかな?と思うほど、終始みんな和気あいあいと撮影させてもらえた環境がありがたかったです」

●中田秀夫(監督)

「『禁じられた遊び』の恐怖表現の主軸はなんといっても美雪の『造型』にありました。この世ならざる美雪が『変化(へんげ)』していくのが本作の魅力だからです。そしてその美雪をファーストサマーウイカさんに演じていただくことになり、綿密な打ち合わせや全身の3Dスキャンを経て、変化していく美雪のビジュアルを具現化していきました。ウイカさんには、文字通り全身全霊でこの役に取り組んでいただきました。なんせ、幸せな家庭の場面は、はかなく過ぎ去るので、その後の美雪が出てくる場面はすべて『見せ場』です。特にクライマックスの美雪をウイカさんには、『一度観たら忘れられない』強烈さで演じていただき、現場で私は内心ゾクゾクしていました」

●平野隆(企画プロデュース)

「初めてウイカさんをテレビで見た時、あどけない可愛らしい表情からアイドルをやられているんだろうな、と思いました。ただその外見とあまりにギャップのある関西弁の毒舌を聞いた時、唖然とするとともに、女優にむいてるなぁ、と感じました。私は企画段階から美雪を日本映画史上“最凶”のキャラクターにしたいと考えていました。そのキャラクターを演じるにふさわしい強烈な個性を持った女優さんを探しましたが、どうもしっくりといきませんでした。そんな折、再びウイカさんの爆裂トークに触れ、吹き出しながら、この方しかいないな、と確信しました」


文/山崎伸子

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