実写版『リトル・マーメイド』が国内V2!観客動員100万人突破が目前に
6月16日から6月18日までの全国映画動員ランキングが発表。注目の新作タイトルが続々とランクインするなか、前週に初登場1位を飾ったディズニーの実写版『リトル・マーメイド』(公開中)が、2週連続で首位を守り抜いた。
『リトル・マーメイド』が『アクロス・ザ・スパイダーバース』との接戦を制しV2!
『リトル・マーメイド』の週末3日間の成績は観客動員26万7000人、興行収入4億500万円。累計成績では動員96万9000人、興収14億6700万円と、動員100万人突破が目前まで迫っている。
一方、初登場で2位にランクインしたのは、第91回アカデミー賞長編アニメーション賞に輝いた『スパイダーマン:スパイダーバース』(18)の続編となる『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(公開中)。
こちらは初日から3日間で動員24万9000人、興収3億9600万円を記録。『リトル・マーメイド』にはあと一歩届かなかったものの2019年3月に日本公開された前作と比較すると、初日対比217%、週末3日間対比187%という抜群のスタートを飾っている。
『ザ・フラッシュ』『忌怪島/きかいじま』も初登場!
公開8週目を迎えた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(公開中)は、前週からワンランクダウンの3位に。週末3日間の動員は19万人、興収は2億7600万円を記録し、累計成績では動員839万人、興収120億円を突破した。
ほかに新作では、「IT/イット」シリーズのアンディ・ムスキエティ監督がメガホンをとったDCユニバース最新作『ザ・フラッシュ』(公開中)が、3日間で動員13万8000人、興収2億1500万円を記録して4位にランクイン。また、「呪怨」シリーズや「恐怖の村」シリーズの清水崇監督の最新作で、なにわ男子の西畑大吾が主演を務めた『忌怪島/きかいじま』(公開中)は8位に初登場を果たした。
そして公開3週目を迎えた是枝裕和監督の『怪物』(公開中)は累計動員90万人に迫り、興収は12億円を突破。前週に引き続き9位をキープした『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』(公開中)は、公開30日間で動員62万人、興収10億円を突破している。
以下は、1~10位までのランキング(6月16日〜6月18日)
1位『リトル・マーメイド』
2位『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
3位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
4位『ザ・フラッシュ』
5位『憧れを超えた侍たち~世界一への記録~』
6位『怪物』
7位『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
8位『忌怪島/きかいじま』
9位『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』
10位『名探偵コナン 黒鉄の魚影』
今週は、森七菜と奥平大兼がダブル主演を務め同名青春漫画を実写映画化した『君は放課後インソムニア』(6月23日公開)や、浅田次郎の時代小説を神木隆之介の主演で実写映画化した『大名倒産』(6月23日公開)などが公開を控えている。
文/久保田 和馬