Jホラーの異才、白石晃士監督最新作『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』公開決定!本ポスター&特報も到着
『ノロイ』(05)や『オカルト』(09)、『貞子vs伽椰子』(16)といった作品を手がける白石晃士の最新長編監督作『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』が9月8日(金)より全国公開されることが決定。不気味な本ポスターや特報も解禁された。
フェイクドキュメンタリーの手法を取り入れた『ノロイ』や『オカルト』といった作品を発表する一方で、松坂桃李主演の『不能犯』(18)や玉城ティナとタッグを組んだ『貞子vs伽椰子』、『地獄少女』(19)を手がけるなど、ホラー映画ファンの間ではカルト的な人気を博している白石。そんな彼の最新長編監督作となるこの映画は、2012年からオリジナルビデオとしてスタートした「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」シリーズの最新作にあたる。
シリーズではこれまで、怪奇現象を追う取材班が車で口裂け女に体当たりしたり、河童を捕獲しようとしたり、学校のトイレから異次元に吸い込まれたり、コックリさんに素手で殴りかかったり…。驚きと恐怖、そして笑いが渾然一体となった映像やストーリーが描かれてきた。8年間の沈黙を破る最新長編映画の舞台は呪われた廃墟。そこで撮影された投稿映像に収められていたのは、不気味な祭壇と全身血まみれの“赤い女”、そしてどこにも映ってない赤ん坊の鳴き声だった。怪異を解き明かすために、シリーズではお馴染みのキャラクターが再結集する。
このたび解禁された本ポスターには、曇天の空、破損が目立つ朽ちた屋上に、顔も手足も服も全てが真っ赤な“赤い女”が描かれている。その“赤い女”の頭上には、得体のしれない謎の物体の姿も。映画の不気味さと不穏さを見事にビジュアル化したポスターに仕上がっている。
またあわせて公開された特報映像では、廃墟に忍び込んだ若者3人組が、刃物を持った全身“赤い女”に、ものすごい勢いで追いかけられ、逃げるシーンが切り取られていて、揺れるカメラや怯える表情、叫び声からも、得体の知れない恐怖が迫り来る様子がうかがえるトラウマ級の恐怖映像となっている。
Jホラー屈指の異才ともいえる白石の最新長編映画となる本作。カメラに映ってしまった恐怖の正体を、ぜひスクリーンで目撃したい。