インド映画世界興収歴代5位の超大作『PATHAAN／パターン』日本公開決定！ポスタービジュアルも到着

2023年のインド興収No.1の大ヒットを記録し、映画『RRR』(22)などに続くインド映画の世界興収歴代5位にも輝いた超大作スパイ・アクション『PATHAAN／パターン』が、9月1日(金)より日本公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルが公開された。

本作は、興収10億ルピー(約18億円)を稼げばヒットと言われるインド映画界で、初日だけで10億6千万ルピーを稼ぎだした超大作スパイ・アクション。インド中でスクリーンを総動員して本作を上映したにも関わらず、座席が数日先まで売り切れ。さらに完売してもなおチケット窓口には人だかりができ、劇場前では太鼓を叩きプラカードを振って盛りあがる人々や、上映後にはエンディング曲を歌い踊る若者が続出するなど、まさに社会現象的な大ヒットを巻き起こしたという。

主演を務めるのは、『恋する輪廻オーム・シャンティ・オーム』(13)などの作品で知られ“ボリウッド映画界の王”としてファンからの厚い支持を集めているシャー・ルク・カーン。彼が演じるのは、インド諜報機関RAWに所属する30年のキャリアを誇る凄腕エージェントのパターン。なお、『タイガー伝説のスパイ』(13)でサルマーン・カーンが演じたタイガーは、パターンの同僚エージェントというファンにはたまらない設定になっている。ヒロインのルバイ役には『恋する輪廻オーム・シャンティ・オーム』でヒロイン役に抜擢され、『トリプルX：再起動』(17)にも出演しているディーピカー・パードゥコーン。彼女は劇中で水着姿も披露しており、「腰の動きがセクシーすぎる」という非難が一部から巻き起こるほどの魅力的なダンスシーンにも挑んでいる。

監督は『WAR ウォー!!』』(20)のシッダールト・アーナンドが務め、ドバイ、アフガニスタン、トルコ、イタリア、フランスなど世界中で撮影を行い、この壮大なスパイ・アクションを作り上げた。

日本での劇場公開決定にあわせて解禁されたポスタービジュアルでは、ロン毛に口ひげというワイルドな容貌のカーンをフィーチャー。クールな表情で銃口を向ける彼を中央に、背中の開いたドレスに身を包んだパードゥコーンや、劇中でカーンと死闘を繰り広げるジョン・エイブラハムの姿も。緊迫のアクションシーンを彷彿とさせるデザインに仕上がっている。

日本でも着実にファンを増やしているインド映画。本国で大ヒットを記録した本作の公開が待ちきれない！

文/スズキヒロシ