親子の繊細な感情を描くドラマに心震わせるドキュメンタリー…第20回「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023」国際コンペ出品の10本をチェック
新進気鋭の若手クリエイターを多数輩出してきた「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」。記念すべき第20回を迎える今年は、スクリーン上映が7月15日(土)~7月23日(日)に、オンライン配信が7月22日(木)~7月26日(水)と、昨年に続いてハイブリッド形式で開催される。今年は過去最多となる合計1246本の応募があったが、そのなかから、才能が光る国際コンペティション部門出品の10本をいち早くチェックしよう。
2004年に埼玉県川口市で誕生した同映画祭は、デジタルシネマにいち早くフォーカスした国際コンペティション映画祭として、数多くの若い才能の発掘と育成に貢献してきた。実際に同映画祭で受賞した作品や監督の多くが、世界で目覚ましい活躍を見せている。これまでに『死刑にいたる病』(22)の白石和彌監督、『浅田家!』(20)の中野量太監督、『カメラを止めるな!』(17)の上田慎一郎監督、『さがす』(22)の片山慎三監督など、日本映画界のトップランナーとして活躍する監督や、新作を心待ちにされる監督たちをたくさん世に送り出してきた。
今年は長編作品を対象にした国際コンペティションは広く世界中から、長編部門と短編部門の2部門で構成される国内コンペティションは国内から応募された若手監督の作品を厳選して上映する。
映画祭のディレクターを務める土川勉は「この直近3年ほどは新型コロナウイルス感染症など映画祭にとって困難な状況が続きました。そのような状況でも日本中の、そして世界中の若き映像作家たちは映画を作り続け、その映画の発表の場を探し求め、ついに今年は102の国・地域から本映画祭過去最多の1246本の応募がありました。この力強い作家たちのエネルギーこそ我々の映画祭継続の原動力となり、後々の映画界を牽引する起爆剤となることでしょう」と熱い想いを口にした。
“若手映像クリエイターの登竜門”とされる本映画祭で、今年はどんな才能が花開くことになるのか?まずは、世界から熱い視線を浴びている国際コンペティション部門の10本の見どころをご紹介。
なお、今年の国際コンペティション審査委員長は、アスミック・エース株式会社取締役で映画プロデューサーでもある豊島雅郎が、審査員を株式会社ロボットの映画プロデューサー、明石直弓と、フランスの映画プロデューサー、パトリス・ネザンが務める。
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■SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023
日程:【スクリーン上映】7月15日(土)~7月23日(日)、【オンライン配信】7月22日(土)~7月26日(水)
会場:SKIPシティ 彩の国 ビジュアルプラザ 映像ホールほか
内容:国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門、短編部門) ほか
URL:https://www.skipcity-dcf.jp/