松坂桃李、『クレヨンしんちゃんTHE MOVIE』イベントでスプーン曲げに挑戦!アフレコの胸アツな思い出は「しんちゃんとの掛け合い」
クレヨンしんちゃんシリーズ史上初の3DCGアニメーション作品『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』(8月4日公開)の完成披露試写会が7月9日、イイノホールにて開催され、松坂桃李、空気階段の鈴木もぐら、水川かたまり、鬼頭明里、野原しんのすけ、小林由美子が登壇。映画のタイトル「超能力大決戦」にちなみスペシャルゲストとしてMr.マリックも加わり、スプーン曲げにも挑戦した。
暗黒のエスパーとなって世界への復讐を誓う非理谷充役の松坂は本作の胸アツポイントについて「後半でのしんちゃんとの会話」と回答。「しんちゃんが非理谷充にアツい言葉を言ってくれます。アフレコで演じていても感動していたポイントです」とニッコリ。「しんちゃんにこんなことを言われるなんて…」としんのすけとの掛け合いにグッと来ていたとうれしそうに報告していた。
空気階段の鈴木は、しんちゃんが劇中で瞬間移動するシーンに触れ、「しんちゃんはきれいなお姉さんの胸に飛び込むけれど、僕だったらパチンコ屋さんの店長の胸に飛び込みます」と宣言。パチンコ好きのもぐらは、入店の際には防犯カメラを通して店長に挨拶するのがお約束と明かし、せっかく超能力が使えるならカメラ越しではなく実際に飛び込んでみたいとお茶目に語り笑いを誘った。
胸がアツくなるシーンだらけと語った水川の胸アツポイントは「ひろしの靴下のシーン」だそうで「家族との絆や、仲間への思いを感じるシーンです」とコメント。最近、胸アツになったのは、自身のギャグ「サイコゥ!サイコゥ!サイコゥ!」がスコットランドのセルティックで活躍するサッカー日本代表、古橋亨梧選手によりゴールパフォーマンスで披露されたことと胸を張り、「流行語大賞を狙っていますので、みなさんもぜひやってください!」と呼びかけていた。
「子どもの頃から観ていた『クレヨンしんちゃん』に出演できるなんて」と出演が決まった時の心境を語った鬼頭は「しんちゃんとの掛け合い、会話ができたことを親戚中に自慢したいです!」と微笑み、胸アツシーンは「3DCGならではの超能力シーンの迫力!」とおすすめした。小林は『クレヨンしんちゃん』に出演するゲストはみんな「しんちゃん愛」に溢れているとし、「今回のみなさんも、愛がすごかったです。(しんちゃんがなにをしても)嫌がらずに愛を語ってくれます」と感謝。
続けて「しんちゃんはツッコミがいないとどうしようもなくなるので、今回は明里ちゃんがちょこちょこツッコミを入れてくれてスカッとしました」とアフレコの感想も伝えていた。さらに空気階段の二人について「ベテラン声優のように上手で、しっかりキャラクターを掴んでいて素晴らしかったです」と話し、松坂についても「特徴がある感じではなく、どこにでもいそうなキャラクター。モヤモヤを抱えた青年が超能力を持ったことでちょっとずつ変化していく難しい役でしたが、とても素晴らしかったです」とゲスト声優を大絶賛。松坂と鈴木は「仕事が増えるかな〜」とニヤリとしながら、「よろしくお願いします!」と深々とお辞儀し、観客を大いに笑わせた。
イベント終盤にはMr.マリックが登場し、本作のタイトルにちなみ「手巻き寿司」を宙に浮かせたり、スプーン曲げを披露。さらに来場者とともに登壇者も全員でスプーン曲げに挑戦。ほぼ全員が見事にスプーンを曲げることに成功し、会場は大盛り上がり。最後の挨拶では松坂が「今日は、みんなで曲げたスプーンを使ってカレーやシチューを食べながら、映画の感想を語り合ってください!」と呼びかけ、大盛り上がりのイベントをしめくくった。
取材・文/タナカシノブ