塚本晋也監督と趣里、森山未來がタッグ!『野火』『斬、』の流れを汲む最新作『ほかげ』11月公開決定
『野火』(15)、『斬、』(18)で国内外数多くの映画賞に輝いた塚本晋也監督の最新作となる『ほかげ』が、11月25日(土)より公開することが決定した。
『鉄男』(89)でセンセーショナルなデビューを飾って以降、次々と野心的な作品を世に送りだして世界中に熱狂的なファンを獲得。多くのクリエイターたちにも影響を与えてきた塚本監督。その5年ぶりの新作となる本作は、戦争の極限状態で変貌する人間を描いた『野火』と、幕末を舞台に生と暴力の本質に迫った『斬、』の流れを汲み、戦争を民衆の目線で描いた物語。
主演を務めるのは、2023年後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロインに抜擢された趣里。孤独と喪失をまといながら、期せずして出会った戦争孤児との関係にほのかな光を見出す様を繊細かつ大胆に演じる。そして片腕が動かない謎の男を演じるのは、映像や舞台、ダンスとジャンルにとらわれない表現者であり、「風間公親 教場0」での演技も記憶に新しい森山未來。
塚本監督は本作について「終戦企画と銘打って準備撮影を進めた『ほかげ』。世界の動きが怪しくなってきたいま、どうしても作らずにはおれなかった、祈りの映画になります」とコメント。本作から今後届けられる続報に注目しながら、公開を待ちたい。
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