ティモシー・シャラメ主演『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』12月15日に公開決定！US版予告も

ジョニー・デップが演じたウィリー・ウォンカの“夢”の始まりを描く『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の公開日が12月15日(金)に決定。本作より若きウォンカとウンパルンパが登場するUS版予告が解禁となった。

デップが主演を務め、世界的ヒットを記録した『チャーリーとチョコレート工場』(05)で描かれたチョコレート工場の誕生秘話を、世代を超えて愛されるロアルド・ダールの児童書「チョコレート工場の秘密」をもとに、オリジナルストーリーで紡ぐ本作。中世ヨーロッパを舞台に、母と一緒に美味しいチョコレートの店をつくることを夢見るウォンカが、夢を叶えるため一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町でチョコレート作りに励む姿を描く。

「ハリー・ポッター」シリーズのデイビッド・ヘイマンがプロデューサーを務め、「パディントン」シリーズのポール・キングが監督、脚本を担当。『DUNE/デューン 砂の惑星』(20)、『君の名前で僕を呼んで』(17)のティモシー・シャラメが主人公のウォンカ役、また『ラブ・アクチュアリー』(04)のヒュー・グラントがウンパルンパ役、『シェイプ・オブ・ウォーター』(17)のサリー・ホーキンスがウィリーの母親役を演じるほか、アカデミー賞女優オリヴィア・コールマン、ローワン・アトキンソンら演技派俳優陣が脇を固める。

今回解禁されたUS版予告では、お馴染みのパープルジャケットに大きなハットから顔をのぞかせた若き日のウォンカが登場。カラフルな調味料や不思議なアイテムを使ってチョコレートを作るウォンカが、「僕は魔術師であり――発明家であり、チョコレート職人だ」と、大きな夢を抱き自信をのぞかせる様子が映しだされていく。世界一おいしく、一口食べると幸せな気分になり、空だって飛べてしまう。そんな誰も味わったこともない“魔法のチョコレート”は一瞬でみんなを虜にし、一躍人気者となるウォンカだったが、その才能を妬む“チョコレートカルテル3人組”に目をつけられてしまう。最後には、とある因縁からウォンカを付け狙うオレンジ色の小さな人、ウンパルンパの姿も。

同時に解禁となったティザーポスターには、キラキラと光るチョコレートに囲まれながら、夢に向かって歩み出すウォンカの姿が切り取られている。唯一無二の才能を持つウォンカが、楽しく甘く不思議な“チョコレートの魔法”を世界中に届ける物語に期待が高まる。

「すべては夢見ることから始まる」、「だから夢を諦めないで」という母親の言葉を胸に、ウォンカは町にチョコレート工場をつくることができるのだろうか？名作の前日譚が描かれる『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の公開を楽しみに待ちたい。

文/鈴木レイヤ