子どもたちの瞳に映る影は、敵か味方か…北欧発のサイキック・スリラー『イノセンツ』キャラクターポスター&60秒予告

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子どもたちの瞳に映る影は、敵か味方か…北欧発のサイキック・スリラー『イノセンツ』キャラクターポスター&60秒予告

『わたしは最悪。』(21)でヨアキム・トリアー監督と共同で脚本を手掛け、第94回アカデミー賞脚本賞にノミネートされたエスキル・フォクトがメガホンをとった『イノセンツ』(7月28日公開)。このたび本作の60秒予告映像とキャラクターポスターが解禁された。

『イノセンツ』は7月28日(金)より公開
『イノセンツ』は7月28日(金)より公開[c] 2021 MER FILM, ZENTROPA SWEDEN, SNOWGLOBE, BUFO, LOGICAL PICTURES

フォクト監督が大友克洋の「童夢」からインスピレーションを受けて作り上げた本作の舞台は、ノルウェー郊外にある住宅団地。夏休みに友だちになった4人の子どもたちは、親たちの目の届かないところで隠れた力に目覚める。近所の庭や遊び場で新しい“力”を試すなか、無邪気な遊びが影を落とし、やがて奇妙なことが起こりはじめることとなる。

このたび解禁された60秒予告映像では、団地に引っ越してきた9歳の少女イーダに、別棟に住むベンが声をかけるシーンから始まる。イーダと姉のアナ、ベンとアイシャの4人が無邪気に遊びながらサイキック・パワーのテストを繰り返していく様子が映しだされた後、母親から顔を掴まれたベンがつぶやく「人も操れるんだ」の言葉。そして何者かが暴行を受けるシーンなど、無垢な子どもたちの“遊び”が徐々にエスカレートしていく様子が、畳み掛けるように重ねられていく。


あわせて解禁されたキャラクターポスターには、子どもたち4人の表情がそれぞれデザイン。目を見開いた少年少女の瞳には、不穏な人影が確認できる。彼ら4人の夏休みに、いったいなにが待ち受けているのか。その衝撃のサイキック・スリラーを劇場で目撃してほしい。

文/久保田 和馬

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