ケンの日本語吹替えは武内駿輔に!『バービー』朴ろ美、小野大輔、諏訪部順一ら豪華声優陣が参戦
世界中で愛されるファッションドールを実写映画化した『バービー』(8月11日公開)。このたび、本作の吹き替え追加キャスト11名が明らかになった。
人気者のバービーとボーイフレンド(?)のケンは、全てが完璧でどんな自分にでもなることができる“バービーランド“で暮らしていた。そんなある日バービーは突如身体に異変を感じ、原因を探るためケンとともに“悩みのつきない“人間の世界へ足を踏み入れる。そして彼女は人間界での出会いを通して、“完璧“よりも大切なものを見つけていく。
先日マーゴット・ロビー演じる主人公バービーの吹き替えキャストを高畑充希が担当することが決定し、注目を集めている本作。本日解禁となったのは、そんなバービーを取り巻くユニークなキャラクターたちの吹き替えキャストだ。バービーのことが大好きなケンの声を演じるのは、「アナと雪の女王」シリーズのオラフ、「東京リベンジャーズ」、『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』(22)などに出演する武内駿輔。ワールドプレミアで大絶賛されているケン役のライアン・ ゴズリングについて、武内は「ライアンのケン像がとてもユニークで、こちらも負けていられないと思わされるほどの、熱演っぷりでした」とコメントを寄せた。「鋼の錬金術師」のエドワード・エルリック、「BLEACH」の日番谷冬獅郎などを演じるほか、数々の洋画吹き替えを担当する朴ろ美が、世界の秘密を知る者としてバービーを導き、人間世界へ旅立つきっかけを与えることになる“へんてこバービー“、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの空条承太郎役で知られる小野大輔が、ライアン・ゴズリング演じるケンのライバル、シム・リウ扮するケンを演じる。
また大統領バービー役には、「今日からマ王!」、「イナズマイレブン」の斎賀みつき、売れっ子作家バービー役を、「ルパン三世」の峰不二子、「鬼滅の刃」の堕姫などでおなじみの沢城みゆきが担当する。加えて、ノーベル物理学賞受賞バービー役に、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(21)でマリを演じた坂本真綾、ゴズリング演じるケンの仲間のケン役に、「テニスの王子様」の手塚国光、「BLEACH」の朽木白哉などで有名な置鮎龍太郎が。同じく仲間の一人であるケン役には、「呪術廻戦」の両面宿儺、「テニスの王子様」の跡部景吾などで知られる諏訪部順一、“バービーランド“の住人でただ1人ケンではないアランを、「鬼滅の刃」の我妻善逸役、「進撃の巨人」のコニー・スプリンガー役などでおなじみの下野紘がそれぞれ務める。
そして人間世界では、バービーの持ち主の少女サーシャの声を、「SPY×FAMILY」のヨル・フォージャーや「鬼滅の刃」の胡蝶しのぶの早見沙織、サーシャの母親でバービーを生みだしたマテル社で働くグロリアの声を、映画「バイオハザード」シリーズで主人公アリス役の吹き替えを務める本田貴子がそれぞれ担当。圧倒的な世界観と、バービーのなかなか一筋縄でいかないストーリーについて、ケン(ゴズリング)役の武内は「単純なコメディかと思えば、ヒューマンドラマならぬドールドラマが待ち受けています」、ケン役(リウ)の小野は「誰でも分かり合える!みんな違って、みんな良いんだよ!とにかく馬鹿みたいに明るくて圧倒的にポジティブな、どんな人も笑顔になれる作品」そして売れっ子作家バービー役の沢城は「生きてるけど人間ではないって難しい…!そして、まさかこんな鑑賞後感でこの映画を見終わる事になるとは」とそれぞれ語った。
さらに、ドルビーシネマでの上映も決定し、ドルビーシネマ版の新ポスタービジュアルが解禁。ウインクしながら手鏡をのぞくバービーの姿を切り取ったキュートな仕上がりとなっている。
完璧とは大きくかけ離れた人間の世界で大冒険を繰り広げるバービーの姿を描く本作。はたしてそんな人間世界でバービーが見つけた“完璧”よりも大切なものとは?そしてバービーはどのような決断を下すのか?ぜひ劇場で見届けたい。