リハ中に小森に異変が…?『ミンナのウタ』伝播していく呪いを捉えた本編映像
大ヒットホラー映画「呪怨」シリーズを手掛け、近年では『犬鳴村』(20)など話題の「恐怖の村シリーズ」を手がけた、清水崇監督の最新作『ミンナのウタ』(8月11日公開)。本作より、初解禁となる本編映像が公開された。
ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS」の白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友が全員本人役で出演する本作。小森がパーソナリティを務めるラジオ番組に届いた1本のカセットテープ。番組収録中に「カセットテープ、届きました」という少女らしき声を耳にした彼は、突然姿を消してしまう。マネージャーの凛(早見あかり)に依頼され、探偵の権田(マキタスポーツ)が調査を始めるが、次第にGENERATIONSのメンバーが恐怖の連鎖に巻き込まれていく、という現実とフィクションが曖昧になった世界を描いていく。
解禁となったのは、本編の一部。ライブを控えたGENERATIONSは、最高のパフォーマンスをファンに届けるべく、日々リハーサルに励んでいた。しかし、小森の様子がどこかおかしい。顔をゆがめながらも必死に食らいついているように見えるが、急に立ち止まり、白濱とぶつかってしまう。同じことが繰り返されていたのか、「またかよ~」と白濱は呆れながらに言うと、突然小森は、「違う違う!そんな曲じゃない!!」と叫びだす。踊っているGENERATIONSの楽曲と違う音が彼だけに聴こえるのか、耳をふさぐ小森の様子をただ事じゃないと察した白濱は、リハーサルを中断、外へ連れだす。
震えが止まらず、うずくまる小森を心配そうに見つめる白濱。すると小森は、なにかに取り憑かれたように顔を上げ一点を見つめながら、あるメロディーを口ずさみ始める。すると、そのメロディーを聴いた白濱も同様に口ずさみだす。小森は、ラジオの生放送中にある1本のカセットテープを受け取った時から様子がおかしかったという。小森から白濱へ、白濱から次は誰に、“呪いのメロディーが感染していくのだろうか。この恐怖の連鎖を止めるすべはあるのか?
“音楽”を呪いの元凶とした、視覚と聴覚に訴える体感型の超絶ホラーである本作。引き続き続報にも注目していきたい!
文/サンクレイオ翼