「ジョン・ウィック」の”中心”に迫る前日譚「The Continental: From the World of John Wick」9月にPrime Videoで配信

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「ジョン・ウィック」の”中心”に迫る前日譚「The Continental: From the World of John Wick」9月にPrime Videoで配信

<コメント>

●コリン・ウッデル(ウィンストン・スコット役)

「映画シリーズのファンなら本作が『ジョン・ウィック』シリーズにつながる素晴らしい前日譚であることをお分かりいただけるでしょう。映画シリーズの30~40年前のお話で、映画シリーズのプロデューサーたちが監督を務めていて、映画版とそのスタイルに敬意を表すために厳密につながった世界観になっています。そして舞台である41970年代の世界もリアルに描かれています」

●カーク・ウォード(製作総指揮&共同脚本)

「カメラテストをした日のことを覚えています。アルバート・ヒューズ(監督兼製作総指揮)と私はモニター越しに、『この男は映画スターだ』と思いました。特にあの目です。イアン・マクシェーンの目には深みと悲しみがあり、コリンにとってはその若き日を演じるのは大変なことだったと思います。でもコリンは彼しか成しえない資質を持っていたのです」

●アヨミデ・アデグン(シャロン役)

「シャロンは父親とともにナイジェリアで育ったが、決して裕福な家庭の出身では無く、彼が闇の組織である主席連合を選んだのは、自分の人生をより良くするためだと思います。安定した、より質の高い生活を求めて…それが常に彼の心の奥底にあるような気がします。映画版でシャロンを演じたランス・レディックの演技は間違いなく僕を奮い立たせました。彼は素晴らしい男であり、俳優だったと思います。私はこの映画を2つの視点から見ようとしました。自分へのプレッシャーととらえ、そのプレッシャーに押しつぶされてしまうか、あるいは自分のキャラクターに対する解釈がランス・レディックが演じたシャロンと一致すると信じるかでした」

●ベイジル・イヴァニク(製作総指揮)

「ランス・レディックが残したものは大きいものでした。あのキャラクターは、映画作りの中で観客に発見される典型的なキャラクターで、台本上では大きな存在ではなかったのですが完成した映画では巨大な存在となりなした。というのも、私たちは彼の目を通して多くの物事を見ているからです。彼は饒舌なキャラクターではありません。だからこそ、その役を演じるために必要だったのは、セリフ以外の部分も演技で語れる俳優だったのです。存在感があり、威厳があり、高貴な人物。彼の忠誠心がどこにあるのか、彼が起きていることに同意しているのかがわからないような、不可解な人物。しかしウィンストンとは相性のいい人物でもあった。という非常に演技力が問われる役なのです」

●メル・ギブソン(コーマック役)

「コーマックはウィンストンとシャロンの師匠のような存在ですが、実際には、指導していたのかひどい仕打ちをしていたのか分かりません。しかし、彼はむしろ極悪非道な人物でありながら、彼らにとって父親のような存在であり、コーマック自身はそう思っていたのですが、成長したウィンストンたちの本当の姿を見て、自分は父親のような存在ではなく、自分のために邪悪な方法でウィンストンたちを利用してきたことに気づくのです」

●ベイジル・イヴァニク

「このドラマシリーズで描かれるコンチネンタルホテル・ニューヨークは、おそらく世界で最悪のコンチネンタルのひとつでしょう。老朽化し、腐敗し、混乱していて、支配人のコーマックは極悪非道で執念深く、崩壊しつつあるニューヨークの魂を映しだしているようにも思えます」


文/サンクレイオ翼

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