綾瀬はるか&長谷川博己&ジェシーら銀座にクラシックカーで降臨!「猛暑をスカッと吹き飛ばすアクション」と『リボルバー・リリー』をアピール
長浦京の同名小説を映画化した『リボルバー・リリー』(8月11日公開)の本編完成祝賀イベントが7月29日に行われ、レトロなクラシックカー乗り込んで、綾瀬はるか、長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、板尾創路、行定勲監督が銀座の街に登場。沿道の人々から歓声を浴びた綾瀬は、笑顔で手を振った。
大正時代の東京を舞台とした本作。16歳からスパイ任務に従事し、東アジアを中心に3年間で57人の殺害に関与した経歴を持つ元敏腕スパイの小曾根百合(綾瀬)が、父親から託された陸軍資金の鍵を握る少年・細見慎太(羽村)に助けを求められ、帝国陸軍に追われながら逃避行を繰り広げる姿を描く。
6台のクラシックカーを連ねてパレードをした後は、GINZA SIXのガーデンに移動してイベントを実施。照りつける日差しのもと、綾瀬は「ちょうど昨年のいまごろクランクインして、猛暑のなかでスタッフ、キャストが全身全霊で挑んだ作品になっています。この猛暑を吹っ飛ばすくらいのスカッとしたアクションをしていますので、ぜひ劇場に観に来てください」と映画をアピールした。
パレードでは、黒のドレスに身を包んで、MG TD1951年式のクラシックカーに乗車した綾瀬。オープンカーでのパレードについて「風を感じて気持ちよかったです。銀座の街をゆっくりと、開放感のある車のなかで眺めるなんて、暑かったですけれどすごく楽しかったです。手を振ってくれている方がいた」とうれしそうにコメント。劇中ではリボルバーを携えたアクションを披露しており、「ドレスでのアクションは私自身、初めてでした。蹴りの大変さやスカートさばきもありましたが、素手で戦っていくかっこよさが表現できたなと思っています」と自信をのぞかせていた。
長谷川と羽村が乗ったのは、1970年式のプリムス バラクーダ。百合に協力する弁護士の岩見に扮した長谷川は、「クラシックカーに乗って、銀座の街並みを見られるなんて」と感激。映画初出演を果たした羽村は、「オープンカーに乗って、すごく楽しかったし、気持ちよかったです」とにっこり。「すごく楽しい現場で、綾瀬さんと同じシーンが多かったので、アクションや演技を見ていて、綾瀬さんからたくさんのことを学ばせていただきました。ものすごく明るくて優しい方」と綾瀬に感謝していた。
百合を追い詰める陸軍大尉の津山ヨーゼフ清親役を演じたジェシーは、1968年式のシボレー シェベル マリブ コンバーチブルに乗り込んだ。「僕はオープンカーが好きなので、銀座を乗り回せてよかったです。あと5周くらいしたかったですね」と笑顔。ヒール役と言える役に挑み、「声の出し方や、汚れたり撃たれたり、新しいことをいろいろと体験できたので。それが画面上に出て、『コイツ、誰だ』と思ってもらえたら、僕の勝ちだなと思っています」と力強く語っていた。
取材・文/成田おり枝