『ミッション』最新作でのアクションも話題!『キャプテン・アメリカ』ペギー・カーター役でブレイクのヘイリー・アトウェルに迫る
日本でも大ヒット中の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(公開中)。トム・クルーズ演じるイーサン・ハントによる、またもやありえないアクションの数々が大きな話題を呼んでいるが、彼と同じくらい目が離せない新たなキャラクターがいる。アブダビの空港でイーサンのミッションに絡んでくる、スリを得意とするグレース。その鮮やかで堂々とした手口と不敵な表情は、シリーズの常連たちも平伏すほどのインパクト。やがてグレースは、イーサンの任務を助ける役割を果たすことになり、ローマではイーサンと手錠で繋がれたままカーチェイスを繰り広げるなど、クライマックスまで大活躍をみせる。
そのグレースを演じたヘイリー・アトウェルにも注目が集まっている。本作の撮影中、クルーズと一緒にテニスの四大大会、ウィンブルドンを観戦していたことから、「もしや、付き合っている?」などとも報じられ、彼女は話題の的になった(結局、交際は噂レベルで終了)。
『キャプテン・アメリカ』のペギー・カーター役で一躍スターに!
アトウェルは、1982年のロンドン生まれ。ダニエル・クレイグ、ビル・ナイら多くの才能を輩出した名門ギルドホール音楽演劇学校で演劇を学び、ロンドンのウエストエンドで数々の舞台に立った。生粋の”演技派”である。映画デビュー作である2007年の『ウディ・アレンの夢と犯罪』で、いきなりメインのキャラクターに抜擢。その後、キーラ・ナイトレイと共演した『ある公爵夫人の生涯』(08)などが高く評価された。2010年のテレビミニシリーズ「ダークエイジ・ロマン 大聖堂」で第68回ゴールデン・グローブ賞ミニシリーズ・テレビ映画部門女優賞にノミネートされ、順調にキャリアを重ねていくが、多くの映画ファンにその存在を知らしめたのはマーベル作品だった。
2011年、『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』のヒロインである女性士官ペギー・カーター役では、ハードなアクションもこなし、主人公のスティーブ/キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)と惹かれ合っていくドラマをせつなく好演。アトウェルのペギーは『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』(14)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)で活躍。スピンオフのドラマ「エージェント・カーター」にも登場し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のレギュラー的存在になった。