『ミッション』最新作でのアクションも話題!『キャプテン・アメリカ』ペギー・カーター役でブレイクのヘイリー・アトウェルに迫る

コラム

『ミッション』最新作でのアクションも話題!『キャプテン・アメリカ』ペギー・カーター役でブレイクのヘイリー・アトウェルに迫る

ペギー役でアクション大作での資質を開花!

初めてペギーを演じた際のインタビューで、アトウェルは自分の性格を、自信に満ちた表情で次のように語っていた。

「私は生まれつき勝ち気な性格。常に周囲に対して『負けるものか!』と立ち向かってしまうの。ペギー役にも最初はひるみ気味だったけど、やってみたら『こういう役が私の本望だった』と気づいた感じ」。

舞台で経験を積み、人間ドラマを得意としてきたアトウェルだったが、アクション大作で自身の資質を見事に開花させたのだ。MCU作品では別次元のペギー/キャプテン・カーター役として、声優で参加したアニメーション「ホワット・イフ...?」や、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(22)で彼女の演技を楽しめる。

ペギーの活躍を描くスピンオフのドラマ「エージェント・カーター」
ペギーの活躍を描くスピンオフのドラマ「エージェント・カーター」[c]Everett Collection/AFLO


『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』続編をはじめ、今後のヘイリー・アトウェルに要注目!

MCU以外では、『シンデレラ』(15)のシンデレラになるエラ(リリー・ジェームズ)の母親、『プーと大人になった僕』(18)ではユアン・マクレガー演じるクリストファー・ロビンの妻、『カセットテープ・ダイアリーズ』(19)で主人公の作家の才能を見いだす教師など、数々の印象的な役を持ち前の演技力でこなしてきたアトウェル。今年(2023年)の4月には音楽プロデューサーで作曲家のネッド・ウルフギャング・ケリーと婚約したことが報じられ、ケリーが自身のインスタグラムで『ミッション~』の宣伝をするなど仲睦まじい関係が伝わってくる。俳優業も、プライベートも、彼女が最高にハッピーな時期を過ごしているのは間違いなさそう。

クライマックスの谷底へと落下していく列車でのハラハラドキドキのアクションは必見!
クライマックスの谷底へと落下していく列車でのハラハラドキドキのアクションは必見![c] 2023 PARAMOUNT PICTURES.

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』での終盤の列車のシーンでは、トム・クルーズと同レベルのスタントをこなす姿から、アトウェルが「自分の本望」だと語るアクションへの強い意志が伝わってきて、鳥肌モノ。来年(2024年)米国公開予定の続編『~PART TWO』ではグレースのさらなる過激な活躍&運命が見られるかもしれないので、いまから期待を高めてほしい!

文/斉藤博昭

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