藤森慎吾が吹替えを務める高級車!シリーズ初登場のトランスフォーマー“ミラージュ”特別映像が解禁
マイケル・ベイとスティーヴン・スピルバーグがタッグを組んで製作された第1作を皮切りに、シリーズ累計で全世界興収48億4700万ドルを突破する「トランスフォーマー」シリーズ。その最新作にして新シリーズの幕開けとなる『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(公開中)。このたび本作から、個性強めの新キャラクターのミラージュにフォーカスした特別映像が解禁された。
物語の舞台はオプティマスプライム率いるトランスフォーマーたちが地球に来てまもない1994年。あらゆる星を丸呑みにして食べ尽くす、規格外サイズの敵ユニクロンが地球を次の標的にしようと動きだすなか、プライムは危機に立ち向かうべく仲間たちを集結させる。しかし意図せず戦いに巻き込まれた人間の青年ノアに不信感を抱くプライム。そんななか、ハヤブサの姿をしたビースト型トランスフォーマーのエアレイザーが現れプライムに共闘を促し、シリーズ史上最大の決戦の火蓋が切って落とされることに。
主人公のノアの相棒的存在でシリーズ初登場となるトランスフォーマーのミラージュ。シルバーボディにブルーのストライプが入ったポルシェ911から変形するミラージュについて、本作のテクニカルサポートマネージャーのダグ・ハウスは映像のなかで「特別なキャラには特別な車だ」と語る。実はミラージュの変形前がポルシェになったのは、長年シリーズを牽引してきたベイ監督のデビュー作『バッドボーイズ』(95)のオマージュなのだとか。
さらに本作でメガホンをとったスティーヴン・ケイプル・Jr.監督は「ミラージュは性格づけや特徴など、一から考えることができたので本当に魅力的なキャラクター。少し反逆児的な部分があり、割とやっかいなキャラクターなのですが、そこに心を掴まれた観客がいるはず」と自信をのぞかせ、外観のデザインから内装まで注力し、レースカーであるポルシェ911の持ち味を活かすためにロケーションにもこだわったことを明かしている。
そんなミラージュの日本語吹替え版の声を担当しているのは、藤森慎吾。英語版で大人気コメディアンのピート・デヴィッドソンが声を務めたことから、日本語吹替え版でもコメディアンをという製作側のリクエストに応えるかたちで抜擢された藤森は、大の“トランスフォーマー好き”。アフレコにも熱量たっぷりに挑戦したとのことで、ひと足先に吹替え版を鑑賞した観客からも大絶賛の声が寄せられている。是非とも字幕版と吹替え版それぞれで、新キャラクターのミラージュの魅力を存分に味わってほしい!
文/久保田 和馬