吉沢亮、『キングダム 運命の炎』の好きなセリフは「コココココ」。大沢たかおは王騎役のストイックな役づくりを明かす
累計発行部数9900万部を突破した原泰久の人気マンガを実写映画化し、『キングダム』(19)と『キングダム2 遥かなる大地へ』(21)が共に興行収入50億円を超える大ヒットを記録してきた「キングダム」シリーズ。その第3弾となる『キングダム 運命の炎』(公開中)の全国キャンペーンが実施され、信役の山崎賢人と嬴政役の吉沢亮、そして王騎役の大沢たかおの3名が、札幌・福岡・大阪・名古屋の4大都市の映画館で舞台挨拶に登壇した。
原作ファンからも特に人気の高い「馬陽の戦い」と「紫夏編」を、前2作を凌駕するほどの圧倒的なスケールで描きだした『キングダム 運命の炎』。隣国・趙が、秦国への積年の恨みを胸に大軍勢を率いて突如として侵攻を開始。嬴政は趙軍に対抗するために長らく戦から離れていた伝説の大将軍である王騎を総大将に任命する。そして100人の兵士を率いる隊長となった信は、王騎から“飛信隊”という名を授かり無謀な特殊任務に挑んでいくことに。
「キングダム」初の全国キャンペーンは札幌→福岡からスタート!
7月28日に公開されるやシリーズ最高のオープニング成績を叩き出した本作は、8月2日までの公開6日間で観客動員数108万人、興収15.4億円を突破。大ヒットの感謝を直接伝えるべく行われた今回のキャンペーンは、8月2日に“北の大地”札幌にある札幌シネマフロンティアからスタート。約500名の観客からの大歓声に迎えられて舞台挨拶に登壇した山崎と大沢の2人は、「キングダム」シリーズ初の地方キャンペーンに感無量の表情を浮かべた。
「劇場に足を運んでくださってありがとうございます!天下の大将軍になるまでやりたいと思ってたので、3作目ができてうれしいです」と喜びのコメントをする山崎と、事前に公式SNSで募集された質問に答え、王騎役を演じるためにストイックな役づくりに挑んだことを明かす大沢。約30分の舞台挨拶を終えた2人は札幌の名所である時計台を訪れた後、息つく暇もなく次の舞台挨拶の地となる福岡へ。
続いて行われたT・ジョイ福岡での舞台挨拶からは吉沢も合流。福岡は原作者の原の地元ということもあり、福岡の思い出を訊かれた山崎は「原先生の作業場にお亮(吉沢)と一緒に行かせてもらったことがあります。かなり貴重な経験をさせてもらったので、すごく思い出に残っています」と振り返り、吉沢も「その時に王騎のフィギュアをいただき、いまだに飾ってあります」と懐かしむ。
また公式SNSで事前に募集した質問から「今作の一番好きなセリフは?」と訊かれると、吉沢は「すてきなセリフしかないですが、やはり王騎の『コココココ』です。まさか実写で聞けるとは思っていなかったので、相当テンションが上がりました」と楽しげに語り、それには大沢も「台本になかったのですが、やってみたら現場が静かになってしまいました(笑)」と撮影時の裏話を披露した。