しんのすけ役小林由美子、ゲスト声優の松坂桃李を絶賛!「難しい役なのに本当に素晴らしい!」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
しんのすけ役小林由美子、ゲスト声優の松坂桃李を絶賛!「難しい役なのに本当に素晴らしい!」

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しんのすけ役小林由美子、ゲスト声優の松坂桃李を絶賛!「難しい役なのに本当に素晴らしい!」

クレヨンしんちゃんシリーズ史上初の3DCG作品となる映画『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVI 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜』(公開中)の公開記念舞台挨拶が8月5日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催され、本作のゲスト声優を務めた空気階段の鈴木もぐら、水川かたまり、声優の鬼頭明里、そして野原しんのすけ役の小林由美子、野原みさえ役のならはしみき、野原ひまわり役のこおろぎさとみが、野原しんのすけと共に登壇した。

【写真を見る】クレヨンしんちゃん最新映画は構想7年!ゲスト声優、鬼頭明里の7年での変化とは?
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イベント冒頭にMCから初日観客動員数は9万人、興行収入1.1億円のスタートを切ったことが伝えられると小林は「本当にありがとうございます!ぜひ、夏休みの思い出にみなさんで楽しんでください」と満面の笑みを浮かべ、会場に呼びかける。本作は構想7年という長い年月をかけて作られた作品。「7年で変わったことは?」という質問に「車の免許を取った」と答えた鬼頭。「遊びに行く時には、移動時間も友達と一緒に楽しめます。いろいろなところに足を運べるようになって世界が変わりました」とうれしい変化を報告した。

小林由美子は大ヒットスタートが報告されると「やったー!」とよろこびを爆発させた
小林由美子は大ヒットスタートが報告されると「やったー!」とよろこびを爆発させた

鈴木の変化が書かれたフリップを見たMCから「会場にはお子様もたくさんいるので、分かりやすく説明をお願いします!」とリクエスト。「3000→7000」という数字は負け額だと答えた鈴木は「僕は諭吉さんと友達でしたが、7年前に3400人とお別れして。いまは7000人とお別れしている状態です。仲間は大切にしましょうというメッセージです。僕はいつか(7000人)全員が必ず戻ってくると思っています」と説明し、笑いを誘っていた。

声優初挑戦の空気階段、鈴木もぐら
声優初挑戦の空気階段、鈴木もぐら

水川は「結婚して離婚して結婚して、ハゲて髪が生えて、ハゲたけど、クレジットカード作れるようになった」と話した水川は「すごくいろいろなことがあったけれど、結局のところ信用が上がったということです」と笑顔。本作のアフレコをした直後にクレジットカードに再び申請をしたとし、「何度も(審査に)落ちていたけれど、『このCMに出ています』『この番組に出ています』とアピールして、ようやく作ることができました。信用は大事です!」とアピール。

声優初挑戦の空気階段、水川かたまり
声優初挑戦の空気階段、水川かたまり

さらにいまなら「クレヨンしんちゃんの映画に出ましたと言えるので、さらに信用は上がっているはず」と自信を見せる水川のコメントに相方の鈴木は「(審査に)落ちるのが怖くて、まだクレジットカードを作っていませんでしたが、これを機にアタックしてみようかな」と意気込むなど、コンビでこれから大人になる子どもたちへ、参考になる?!実用的なアドバイスを送っていた。

ゲスト声優松坂桃李からはビデオメッセージも到着
ゲスト声優松坂桃李からはビデオメッセージも到着

この日のイベントに参加できなかったゲスト声優の松坂桃李からはビデオメッセージも到着。松坂の演技について小林は「ごくごく一般的な普通の青年役。超能力を持ち悪に目覚め…という難しい心情を声だけで表現するのはとにかく難しいこと。最初と最後では全然声が違っていて、(役の)変化が伝わってきます」と大絶賛。


さらに自身の演技については、本作で「ひとつ枠を外してもらった」と振り返り、「これまでは自分のなかで守っていたしんのすけのイメージがあって。その枠を越えないようにという意識がどこかにありました。でも、今回は『とにかくやっちゃってください』というリクエストだったので、思いっきり叫んで枠をいい意味で外すことができました」と解説。いつものしんのすけとはちょっと違う雰囲気が楽しめるのは、予告にも登場する『オラの仲間をいじめるなーーー!!』は何度もアフレコしたシーンだとし「何回もやったんだなと思いながら何度も観て欲しいです」と呼びかけた。

会場を見渡すしんのすけ
会場を見渡すしんのすけ

野原一家のメンバーが舞台挨拶にそろうのは約3年ぶり。小林は「父ちゃんは今日は、多分ゴルフかな」とニヤリとしながらも「母ちゃんとひまと一緒に出られてうれしい!!」と大よろこび。ならはしは「舞台挨拶は約3年ぶり。それまでは毎年出ていたけれど、本当にありがたい場だったんだな」としみじみ。

「30年以上みさえを演じていますが、これからも声がもつ限り頑張っていきます!」と宣言すると会場は大きな拍手に包まれた。3年前に3DCGの構想を聞いたというこおろぎは「あと3年はお米が買える!と思いました」と茶目っ気たっぷりにコメント。「実写版ができたらこんな感じなのかなという感覚で楽しみました。手巻き寿司のシーンでひまも参加しています」と明かし、ひまわりがなにを巻いているのかにも注目してほしいと呼びかけた。

取材・文/タナカシノブ

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