投稿者からのコメントも到着!『リゾートバイト』爽やかさ&恐ろしさがにじむ場面写真も
ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」にも出演する伊原六花を主演に迎え、不動の人気を誇るネット怪談をもとに描く映画『リゾートバイト』(10月20日公開)。本作のストーリーと場面写真が公開となり、あわせて投稿者の日向麦からコメントが到着した。
映画のベースとなるネット怪談「リゾートバイト」とは2009年に「ホラーテラー」に初投稿、その後「2ちゃんねる」に再投稿されると“禁忌の儀式”、“人外の存在”、“人間の業”などすべてのホラー要素が凝縮された秀逸な展開とその恐怖表現で多くの人々にネット都市伝説の集大成として語り継がれてきた。
その投稿者は、長年ホラーファンの間でも謎とされてきたが、制作にあたりネット怪談の持つ独自の世界観を表現するには投稿者とのコンタクトが不可欠だと考え、投稿者との接触に成功。投稿者の日向麦は「あの投稿から14年の月日を経て、リゾートバイトが実写版として改めて息をすること、大変感慨深く受け止めています。なにより、昨今ネット上では無数の怖い話が蔓延るなか、これほどまでにたくさんの方に読んでいただいていることに心から感謝しています。そのような形で生き続けてきたリゾートバイトに、今回永江監督をはじめとする製作スタッフの方の熱意と技術、唯一無二のキャストのみなさんの演技が加わり、文面だけでは補いきれない緊迫感と恐怖が生みだされています。あの、暗く先の見えない階段、その先に待ち受ける得体の知れない恐怖を、あなたもその目に焼き付けていただけると嬉しいです」とコメントを寄せている。
そしてついにストーリー情報が解禁に。大学に通う内田桜(伊原)は引っ込み思案でなかなか周囲に馴染めない生活を送っていた。幼馴染で同じ大学に通う真中聡(藤原大祐)は、そんな桜を気分転換のために同じく幼馴染の華村希美(秋田汐梨)とともに、旅行を兼ねてとある島にある旅館のリゾートバイトに誘う。桜たちが働くことになった旅館は夫婦とフリーターの岩崎で営んでいたが、旅館の主人、健介(坪内守)が足を怪我したことで急遽桜たちをバイトとして雇ったという。本格的なシーズン前でもあり、十分な休憩時間があった桜たちはリゾート地を楽しむことができ、そのなかで桜も自然と笑顔を取り戻していく。そんなある日、桜は女将の真樹子(佐伯日菜子)が毎晩、深夜にひっそりと廊下を歩き、食事を運んでいる姿を目撃し、言い知れぬ不安を抱く。それから数日後、朝食時にフリーターの岩崎(松浦祐也)から桜たちは肝試しを提案される。この誘いが後戻りできない恐怖体験の始まりだった。
楽しい旅行になるはずだったリゾートバイトが、思いもよらない恐怖へとつながっていく『リゾートバイト』。今後の続報にも注目だ!
文/サンクレイオ翼