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実写映画キャストも大ファン!ディズニーの大人気アトラクション “ホーンテッドマンション”の魅力

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実写映画キャストも大ファン!ディズニーの大人気アトラクション “ホーンテッドマンション”の魅力

創立100周年を迎えるウォルト・ディズニー・カンパニーが、ディズニーランドの人気アトラクション“ホーンテッドマンション”を実写映画化した『ホーンテッドマンション』(9月1日公開)。映画の公開を前に、1969年に初めて誕生し、いまなお老若男女問わず愛され続けている同アトラクションの魅力と、映画の見どころをご紹介する。

アトラクション“ホーンテッドマンション”とは?

1969年に初めて誕生した“ホーンテッドマンション”を実写映画
1969年に初めて誕生した“ホーンテッドマンション”を実写映画[c]2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

“ホーンテッドマンション”は、ドゥームバギー(死の車)に乗り、999のゴーストたちが住んでいる館“ホーンテッドマンション”内を巡るライド型の大人気アトラクション。ゴーストたちは1000人目の仲間に迎えようと狙っていて、館を訪れるゲストを巧みに誘惑するというストーリーになっている。映画では、そんなアトラクションでお馴染みの、不可解な出来事が連続して起こる不気味な館“ホーンテッドマンション”の謎を解明すべく、ユニークな心霊エキスパートが集結。幽霊を信じない心霊写真家のベン(ラキース・スタンフィールド)、調子が良すぎる神父のケント(オーウェン・ウィルソン)、なにかと大げさな霊媒師のハリエット(ティファニー・ハディッシュ)、幽霊屋敷オタクの歴史学者ブルース(ダニー・デヴィート)というクセモノ揃いの面々が、1000人目の仲間を待ちわびるゴーストたちに翻弄されながらも、館に隠された真実を明らかにしていく。

キャスト陣も大絶賛する“ホーンテッドマンション”の魅力とは?

誰もが知る人気アトラクションの実写化ということで、世界中から注目が集まる本作。出演する実力派キャストたちも口々に、アトラクションに魅了されてきた経験を明かしている。

ラキース・スタンフィールドら個性派キャストが共演!“恐怖”と“笑い”のハイブリッド『ホーンテッドマンション』の魅力を語る
ラキース・スタンフィールドら個性派キャストが共演!“恐怖”と“笑い”のハイブリッド『ホーンテッドマンション』の魅力を語る[c]2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

ベン役を演じるのは、第90回アカデミー賞で作品賞などの主要部門に多数ノミネートを果たした『ゲット・アウト』(17)に出演し、『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』(21)で第93回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたスタンフィールド。彼はアトラクションの魅力について、「本当に没入感があってクールで、とにかく完璧な意味で気味が悪いです」と語り、「超おかしい場面があったかと思うと、とにかく気味悪い場面があったりしますが、そこが特別なところです」と、“恐怖”と“笑い”が融合した本作ならではの魅力を語っている。

全世界で興行収入145億円を超える大ヒットを記録したコメディ映画『ガールズ・トリップ』(17)で知られ、今回ハリエット役を務めたハディッシュもまた、「“ホーンテッドマンション”の大好きなところは、ちょっと気味が悪いけれど、気味が悪すぎないところです。ちょうどいい気味の悪さだから繰り返し乗りたくなります」と熱弁する。

かなりクセが強い4人の心霊エキスパートが館の謎に挑む!
かなりクセが強い4人の心霊エキスパートが館の謎に挑む![c]2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

「私にとってあのアトラクションは、ちょうど私が観たいタイプの恐怖映画を体現しています。恐いけれど、血みどろで不愉快なものではありません。楽しいし、こちらのイマジネーションを刺激されます。アトラクションと同じように、映画も観ていて恐ろしい世界でありながら、楽しむことができると私は感じました」とも話し、かねてよりアトラクションファンを公言してきた彼女もまた、ホラー要素だけで留まらない“ホーンテッドマンション”ならではのユニークさが映画の魅力にも繋がっていると話す。

さらに、『ツインズ』(88)や『ジュニア』(94)で知られ、今回ブルース役を演じたベテラン俳優デヴィートは、「あのアトラクションに少なくとも1ダースは乗っているでしょう」とあふれるアトラクション愛を語り、「この映画はアトラクションへのオマージュ。アトラクションに初めて乗った時とまったく同じような初体験を与えてくれます。そして、アトラクションの全体的な雰囲気を入れ込みながらも、人間性とかユーモアとか共感できるキャラクターとか、新しい解釈が加わっています」と、映画ならではの新たな要素が加わっていることを明かしている。アトラクションでお馴染みの世界観に、ユニークなキャラクターたちの物語が加わり、どのような化学反応が起きるているのか?

キャスト陣もこぞって絶賛する“ホーンテッドマンション”。このアトラクションの実写映画化に成功したのが、カリフォルニアのディズニーランドでキャストとして働いていたという異色の経歴を持つ映画監督ジャスティン・シミエン。予告映像では、「どこまでも続く長い廊下」や「縦に伸びる部屋」をはじめ、ドゥームバギー風の形状の椅子が暴れまわったり、無数のゴーストたちが飛び交ったり、大広間でゴーストたちが楽しげに踊っていたり、さらには、水晶玉に写る謎の女マダム・レオタ(ジェイミー・リー・カーティス)もアトラクション同様登場していたりと、馴染みのある要素が目白押しだ。シミエン監督が惜しみないディズニー愛を注いで作り上げたことで、アトラクションに忠実な世界観が再現された。


【写真を見る】あ、見たことある!元キャストの監督が手掛ける『ホーンテッドマンション』にはアトラクションオマージュ盛りだくさん
【写真を見る】あ、見たことある!元キャストの監督が手掛ける『ホーンテッドマンション』にはアトラクションオマージュ盛りだくさん[c]2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

また、本編では、映画で初めて登場するクセの強いキャラクターたちによるユーモアたっぷりの会話劇も繰り広げられており、恐怖と笑いが融合した展開に期待できそう。まだ誰も知らない“ホーンテッドマンション”の謎を楽しく解き明かす、新たな物語の誕生に期待だ!

文/山崎伸子

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