“ホラーの帝王”×気鋭クリエイターが放つ、王道ホラー『ブギーマン』がやってくる!

映画ニュース

“ホラーの帝王”×気鋭クリエイターが放つ、王道ホラー『ブギーマン』がやってくる!

“全編リモート”のホラーで話題をさらった新鋭がハリウッド進出!

メガホンをとったのは、イギリス出身の新鋭ロブ・サヴェッジ監督。10代の頃から映画制作を行ない、さまざまな映画祭でその名を轟かせてきたサヴェッジ監督が一躍脚光を浴びたのは2020年。コロナ禍のロックダウン中に全編リモート環境で完成させた『ズーム/見えない参加者』(20)で各方面から高評価を獲得し、一気に次代のホラー映画界を担う注目のクリエイターとなった。

【写真を見る】ホラー映画界注目の若手クリエイターが、“ホラーの帝王”の傑作短編に挑む!
【写真を見る】ホラー映画界注目の若手クリエイターが、“ホラーの帝王”の傑作短編に挑む![c] 2023 20th Century Studios. 

その後もジェイソン・ブラム率いるブラムハウス・プロダクション製作のもと、迷惑系動画配信者に降りかかる想像を絶する恐怖を描いたPOVホラー『DASHCAM ダッシュカム』(公開中)を発表。現在もいくつもの企画が進行中の注目株は、本作で満を持してハリウッドメジャー進出を果たすことに。

「たくさんの名作ホラー映画が、喪失の悲しみをベースにしています」と語るサヴェッジ監督は、本作を手掛けるにあたってジャック・クレイトン監督の『回転』(61)やロバート・ワイズ監督の『たたり』(63)、ニコラス・ローグ監督の『赤い影』(73)にサム・ライミ監督の『死霊のはらわたII』(87)、そして中田秀夫監督の『リング』(98)など古今東西のホラー映画の名作たちを参考にしたことを明かしている。

さまざまなホラー映画の名作を参考に、王道の恐怖が展開!
さまざまなホラー映画の名作を参考に、王道の恐怖が展開![c] 2023 20th Century Studios. 

また、キャスト陣も注目の顔ぶれが勢ぞろい。セイディ役を演じるのは、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」(ディズニープラスにて配信中)のドラッシュ役などで知られるソフィー・サッチャー。父のウィル役は『アルゴ』(12)や『AIR/エア』(23)などのベン・アフレック監督作で強烈な印象を残してきたクリス・メッシーナ。そしてソーヤー役を演じるのは「オビ=ワン・ケノービ」(ディズニープラスにて配信中)のレイア姫役で話題をさらったヴィヴィアン・ライラ・ブレア

今年6月に公開された北米では、興収ランキングで『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(公開中)と『リトル・マーメイド』(公開中)に次いで初登場3位にランクインする大健闘。公開から2か月経った現在も上映が続けられており、異例のロングヒットを記録している。


『ブギーマン』は8月18日(金)より公開
『ブギーマン』は8月18日(金)より公開[c] 2023 20th Century Studios. 

作家デビューから半世紀以上にわたってホラー界を牽引するキングと、彗星の如く現れたホラー映画界の若き新星のタッグで生みだされた『ブギーマン』。民間伝承から生まれた怪物と、喪失感に苛まれた家族のドラマ。アメリカンホラーの王道を貫き通す高純度な恐怖を、是非とも劇場のスクリーンで目撃あれ。

文/久保田 和馬


“王道”が詰まった魅力を、 ホラーマニアが徹底解説!『ブギーマン』特集【PR】

関連作品