GENERATIONS、本人役で出演の『ミンナのウタ』前夜祭舞台挨拶で歓喜「作品恐怖度は95%!」
Jホラーの巨匠・清水崇監督の最新作となる映画『ミンナのウタ』(8月11日公開)。8月10日、丸の内ピカデリーにて公開前夜舞台挨拶が開催され、本作に全員本人役で主演を務めるGENERATIONSの白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友と、早見あかり、清水監督が登壇した。
イベントではホラー映画として国内初の試みとなる、上映中の観客の「感情分析」を実施。使用されたOlive社の感情分析プラットフォーム「LA CAUSE」は、客席にランダムに小型カメラを設置して、映画鑑賞中の観客の生体データから推定した感情データをリアルタイムで取得するというもの。完成披露試写会では関口の登場シーンが一番怖かったという結果に。観客を一番驚かせたご褒美に、関口には清水監督から花束が贈られた。
「最近、一番ヒヤッとしたことは?」という質問に白濱は「ホテルでのシーンの撮影のとき」と回答。撮影で訪れたホテルで、名物のレトルトカレーをプレゼントされ「めちゃくちゃ食べたかった!」とお礼を伝えるも、部屋に起き忘れる結果に。清水監督からの「恩知らずなわけじゃないよね?」とのツッコミに「忘れちゃっただけです。かなりヒヤッとしました」と焦った表情を見せながら「大人がヒヤッとする話です」と笑わせた。
先日行われた本作のイベントでヒヤッとしたと明かした関口は「涼太と裕太と僕と監督が登壇した学生向けのイベントだったのですが、みんなの歓声を聞いた監督が学生に向かって『うるせー!』って言ったんです」と明かすと、会場は大爆笑。スマホを取りだし、そのときの音声を佐野が観客に聞かせると、大きな声で「うるせー!」と叫ぶ清水監督の声が。気まずそうな清水監督は「イベント中も、今日のイベント前も片寄くんに怒られました…」としょんぼり。すると片寄は「あれはダメ。学生に『うるせー!』はダメ!」と念押し。清水監督が何度も頭を下げる姿に、会場もステージ上のメンバーも大笑いしていた。
「ヒヤッとしたこと、ついさっきありました」と話した数原は、イベント前の楽屋での出来事を明かす。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの陣にゲームでボロ負けした中務が、悔しがって練習していたという。久々にやってみたかったゲームだったそうで「やらせて、と言ってやったのですが…。2回戦って2回とも勝っちゃって。裕太くんの表情が明らかに変になった時に、負けておいたほうがよかったかなとヒヤッとしました」と苦笑いしていた。
この日のイベントにも、作中、そして本作のイベントではお馴染みの新ホラークイーン“さな”が登場。トーク中は清水監督の隣に立ち、何度もマイクを向けられるなどいじられ気味だったが、フォトセッションでは白濱とか片寄の間に立ち、しっかりと怖い絵作りに参加。
フォトセッション中はファンからは「うらやましい」「いいな」「かわいい」「やっぱり怖い」など、さまざまな声が飛んでいたが、退場時には「またねー!」という声も。しかし、表情は一切変えずに、ホラークイーンらしい動きで最後の最後まで、イベントを盛り上げていた。
取材・文/タナカシノブ